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現場と相談役ブログ

このブログの記事も1000を超えました。 訪問者累計は35000人、決して評価が高いわけではないですが、くじけず続ける事が出来ました。 これからも会社に帰属する限りは続けてゆきたいと思いますが、そもそも医療・介護の仕事をしていて経営の役割を担う立場ですから本音の話が面白いわけではないと思います。

医療・介護の現場では『まさか!』という話題がたくさんあり、私も聞き及ぶことがありますがブログで公表するわけにはゆきません。 政治の話、宗教の話、見方によっては差別ととられかねない話は極力排除すると全く面白くない日常を過ごす自分が見えてきます。

現場の面白いエピソードは現場に関与しない身としてはエピソードであって自分の経験ではありません。 つまりは経営の仕事は地味でつまらない判断業務の連続という事になります。

それでもいつどのような判断を迫られるかわからないのであらゆる問題を想定し(大抵悪い事が起こったときの想定で例えば資金が底をついたとかです)、対処を考えます。 殆どの想定は現実に起こりません。 悪い想定ですから起こらなければそれに越した事は無いのですが、考えておかねばなりません。

最近の大企業の不祥事を見ていて会社のトップは知っていただろうことを知らなかったと謝罪会見で公言する社長がおられます。 実際その不祥事の実態を知らなかったのかもしれませんが、結果的に業績を大きく落としていて、ある会社は存続できないようになっています。 そんな大きなリスク抱えながら想定しなかったのか、想定しなかったから不手際が目立ったのか、中小企業の経営者には大企業の内情は計り知れません。

当社のような小さい会社であっても170人の職員が社外との接点を毎日10件もてば1700の接点が生まれます。 そこで大なり小なり不手際は発生しているはずで、不手際が判るかどうか、わかった時点で問題となるかなれば私のところまで聞こえてくるかなどです。

どの現場にもヒヤリハットの報告ファイルがあり、どこまで記載されているか疑問です。 そもそもヒヤリハットの基準もあいまいです。 不手際が総て明らかになり、原因究明と対策が完全に行われるとよい会社になっていくのですが、これも地味な仕事になります。

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