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思いは叶う

18年前介護保険法が施行され、貸与事業を中心とした事業展開について最初に考えたことがあります。 そもそも高齢者で介護を必要とする方が対象の商売ですから地域密着である。

地域密着であるからには故利用者である高齢者の多く住まれる地域で密着することが必要で、同じ地域密着の商売でもコンビニエンスストアのように露出度が求められるわけではない。 地域密着の必然性は呼ばれた時にすぐに行けること、移動効率が大きな意味をもっていると考えました。

大阪で商売をするなら大阪市の中心部である北区、中央区、浪速区などのオフィス街を取り囲む地域が対象と考え、大阪市の北部である旭区、元々拠点のある天王寺区、南部の平野区に出店すれば大きく的はバスさないだろうと考えました。 そしてその通りに出店し、一定の成功を収めました。

タイトルの通り、言いたかったことは『思いは叶う』ことです。 当時そうすることが最善と考え、疑わず目指し続けたらその通りになったという事です。 当時介護事業はある会社のフランチャイジーで、オーナー会などで他所のオーナーと事業運営について話す機会が何度かありましたが、誰も私のような話をしませんでした。 どちらかというと職人的技量=福祉用具専門相談員としていかに質の高い事が出来るか、そのために国家資格者をフランチャイズ本部も雇用し始めました。 専門性は重要なことで奥は深いですが、介護の商売の現場で重要なことはほかにもあります。

専門性を含め重要な事の優先順位を考え、それに合ったビジョンを描けば叶う可能性は高いと思います。 ビジョンを強く思い描けばビジョンのマイナーチェンジも行われ、より現実的になります。 実現させるにはビジョンに関わるチャンスが訪れた時にすかさず捕まえること、そのために普段から活動をしておくことでしょうか?

思いを描くよりも情報を集積することにより現実へのアプローチをしようとしている人が多いように思います。 ネットの調査は皆熱心で情報は収集していきます。 しかし情報が過多であれば情報に縛られ、最善の思いを描きにくくなります。 そのような罠にはまっている人がいかに多いか、人を見ていて強く感じました。

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