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税制調査会は話題のガソリン税の方針を決定しました。 ガソリン価格の異常な高騰時に適用する『課税停止制度』で、ガソリン小売価格が3~4ヶ月程度1リットル当たり160円を上回って推移した場合、約25円を減税するというものです。
同様に130円を下回って推移した場合は課税を戻すというものです。 ガソリン税減税や高速道路無料化について多くの議論があり、環境問題が政治的にも重要課題になっている今にガソリン消費を促す施策が必要か、という議論です。

都市部に住んでいると車はなくても困りません。 私は車に乗ることは少ないです。〔このブログでも何度も紹介していますが、自転車かオートバイ、徒歩もしくは地下鉄が移動手段です〕都市部に住んでいても車を持つ人は多く、私の住んでいる守口でもほとんど家ノ前に止まっていても車を所有する人は沢山居られます。

昨年一番売れた車はプリウスらしいですが、確かに街中でプリウスを多く見かけます。 エコカー減税があるからプリウスに乗り換えるというのはいかにも情緒的で、燃費が悪くても今所有している車の走行を減らせば環境対策に充分なります。 修理工場で聞くとプリウスは部品点数が多く、5年もすれば消耗部品で高額の修理代がかかるそうで、電池の交換などは車が買えるほど高いそうです。

最近の新聞にエコ対策のリフォームをすればポイント還元がされるそうで、わが家も数年前から二重ガラスサッシに交換を考えていて、見積もりも取りました。 約70万円でひるんでしまい、今回の制度化でひるんだ甲斐がありました。

先日はソーラーパネルのモニター募集・守口門真限定という織り込みチラシがあり、早速電話しましたが、4階以上は対象外で残念ながら応募できませんでした。

わが家の照明はクリプトン球という白熱球を多用したものでしたが、全て蛍光灯タイプに換えた時、電気代が1万円/月以上安くなりました。 照明器具は劣化していていずれLEDに換えようと思っています。 ガス給湯器もヒートポンプタイプに換えようと思っています。 ソーラパネルを設置すれば後は外断熱ぐらいしかエコ対策が出来ません。 しかし早くやって見たいものだと思います。

私の場合、プリウスを買って安くなった高速道路を走っていっても趣味としては飽きてしまいます。 旅行は老後の趣味と思っていて、滞在型の旅行を計画しています。 オートバイで出かけて、空き家を借りてその地に3ヶ月程度住むというものです。

日本の国は資源小国、技術立国を目指すうえでもエコは国政の中心にすえ、石油など資源輸入による外貨流出を最小にし、生活するうえで省エネを目指し、建物も大事にメンテして長期に使用する、空き家が多くなった地方都市は空き家のマンスリーレンタル制度を行政主導で行う。 そして観光立国を目指す中で日本人の国内旅行を盛んにし地方都市を活性化させる施策が、プリウスを売りまくりガソリンを多量に消費するより、今大事と思います。

これらを効果的に政策に盛り込めば雇用機会、消費低迷、産業振興などの問題はかなり改善するでしょう。 後は高齢者が働ける雇用機会=地方都市での農業振興、若い人が夢や向上心をもてる文化や価値観の教育などバランスの良い社会作りが望まれます。

営業職の面接をしていて、若い人に環境問題や国政についての話題を投げかけてもまともな答えが返ってきません。 マスコミは政治でも経済でも話題づくりに必死で、TVを見ている人で社会常識に欠ける人はプリウスの燃費がいいといえばプリウスを買います。 Iフォンの発売の時もそうで、話題に飛びつく傾向があります。
しかしそれすら話題を持たない人がいて、日本の人口が5億人と平気で答えたりする人は非常に偏った話題のみに生きておられます。 どのような家庭に育ったのか聞いてみると父親は大企業や自治体に勤めておられたりして、家庭で会話は余り無いそうです。
最近世の中との接点で感じることは『信じられない』、『それで生きて行けるのか?』、『50歳にもなって自己中かよ』といったボヤキばかりです。

 

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