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チームワーク

チームワークとは、急に疑問に思いました。 今までチームワークといえば「分業」とイメージしていました。 仕事を分業するとここの作業部分は範囲が狭くなり、習熟度が高まり、作業効率が高まるというものです。

この考えで対象となる仕事=多くの作業に分割できる体系だったものには効果的です。
しかしそんなに複雑で無い仕事で分業はたいして意味を持たないでしょう。
また、分業してよい作業といけない作業もあるはずです。 調剤の薬のピッキングと監査は分業しなければならない作業です。 逆に営業の仕事でリピート客の対応を別の担当が行うと「彼だから頼んでいるのに」となります。

そんなに複雑でない分業にむかない仕事のチームワークは何か、というのがここのテーマです。 それでもたまたま二つの仕事を同時にこなさないといけない時に、誰かが一つの仕事を変わりにやってくれる分業があり、それがスムーズに行われることがチームワークという考え方もあります。

私は比較的単純で属人的な仕事については共通の目的をもつことがチームワークと考えました。 例えばチームを組んでの山登り、仕事ではありませんが、みなの目標は目指すピークに登頂すること、その目的意識がメンバーに強固にあるなら各人がひたすら歩き、何のために重い荷物を担いで歩いているのかといやになることも無いでしょう。

当社の営業の仕事は属人的な仕事と思います。 チームワークを言い続けてきたのですが、目標は予算の達成、そうすることで賞与も増えるし、皆ハッピーです。 勿論予算の達成なんでどうでもいいと思っている営業は少ないと思いますが、何のために予算を達成するんだ、賞与を沢山獲得する為、それなら俺はこのくらいでいいよというささやきが聞こえてきます。

予算を達成しないと会社は消滅するよとか、将来に向けての新規事業の投資が出来ないよ、となると予算はより強固な目標になるでしょう。 かなり単純化した議論でしたがやってみる価値は感じました。

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