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インターネットでの情報量は増大し、その信憑性は疑問視されています。

知識人は新聞や本にこそ本当の情報はあり、インターネットにはないと示唆しています。

アメリカでは反オバマ派の「茶会党」は「増税につながりかねない歳出増は認めない」との主張の基にデモを繰り返しています。

しかし目立った指導者はいないし、組織も内容で、誰かがネットに「○○は歳出増を後押しした」と書き込むと全米からその選挙区に押し寄せ、対抗馬を応援し、本命候補を敗北に追い込むそうです。

中国での尖閣列島をめぐる日本攻撃を主張するグループがネットに「○○で反日デモを行う」と書き込むとぞろぞろ人が集まってきます。

書き込んだのは中国政府の情報部かもしれませんが、人が多く、多くの人が本屋新聞を読んで歴史や国際情勢についての正しい認識を持たなければ同じ問題は起こり続けます。

友人に大変な秀才でありながら本や新聞を読まず、ネットにかかれた情報を鵜呑みにする人がいます。 路論拠はシンプルでしかも根拠もあり、議論するとなかなか手ごわいものがあります。

否定されなければ正しいという態度に不安を感じます。 経済や例えば為替の将来予測などこうなるといわれても元々予測不可能なので言い返すことが出来ません。 その段階で自分の意見は正しいと判断されるなら、そしてそれが大衆を動かすことが出来るなら恐ろしいことになります。

ネットを通じた情報過多に社会が揺るぎないものとなるためにもう少し時間が必要なのかもしれません。

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