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草食系男子

盛岡正博氏の定義では「新世代の優しい男性のことで、異性をがつがつと求める肉食系ではない。異性と肩を並べて優しく草を食べることを願うことを願う草食系の男性のこと」です。

私がこの言葉をはじめて聞いたのは今年のことですが、2007年に『日経ビジネス オンライン』で連載している「U35男子マーケティング図鑑」で初登場しているそうです。

海外でも取り上げられ、CNN、ロイター、そして新華社までもが報道しているようです。

中国の尖閣列島問題から漢民族は傾向として肉食系といえないでしょうか。 その中国人学生が尖閣列島の問題についてマスコミのインタビューを受けたとき、「日本人は嫌いだけれど暴力はいけない」と答えていたのは印象的でした。

日本経済新聞が来日した中国人の日本人に対する印象に関するアンケートで「日本人は礼儀正しく、親切である」が多く、好感を持って帰国するようです。

内陸部で反日デモが多発していますが、内陸部は貧困地域なので来日者が少ない事が原因だという意見があります。

私が中国の山を登るために中国語会話を齧り、長年英語の勉強をさせられた中でこの二ヶ国語に女性特有の単語、表現が少ないことに気づきました。

日本語では男女固有の単語や表現があり、男にらしさや女性らしさの文化があります。 この文化と草食系や肉食系は矛盾しないと思いますが、歴史の中で培われた文化の一部を拡大させているのが草食系・肉食系ではないのかと思います。 協調性や優しさを優先するあまり、恋愛から遠のいたり、闘争心、競争心を放棄したりするのはバランスを欠くと思います。

クレーマーのように相手を傷つけることに執着する連中はある意味草食系の対極で、聞き分けの良い(協調性があるというより闘争心をなくした)草食系の台頭はクレーマーのような歪んだ連中を生み出しているというのは言いすぎでしょうか。

肉食系という言葉には性欲に固執するイメージを感じましたが、自分の意見を大切にし、協調性はわきまえながらも戦うべき時にまともに戦えるダンディズムは何時の時代でも評価される男の姿と思います。

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