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経済紙のタイトルに『電子書籍大ブレーク』と言うのがありました。 採用面接で「本を読みますか?」と聞くと「よく読みます。 今年は4冊読みました」と言う返事が返ってくることがあります。

私は読書は好きなほうですが、年間60~70冊程度で、よく読んでいる人に比べると恥ずかしい冊数で、殆んどが小説です。

電子書籍が大ブレークすると皆たくさん本を読むのか?疑問です。

テレビドラマや映画をテレビで放映するのを見る人は読書をしない人より多いと思います。 私は本を読んでドラマを見るとがっかりすることが多いです。 本を読んだ時に思い描いた情景や登場人物のキャラクターが想像とはことなり、何か偽者を見せられているように感じます。 だからあまり映像を見ないようにしています。

本を読む効用はいろいろ想像する点にあると思います。 描かれていないことの情景を想像したり、私ならこのような行動をとってこんな結果を望むだろうとか、読み進むうちに想像が膨らみ、二度目に読むと一度目に読んだ時描いた情景が蘇ったりします。

映像でも同じことが出来ると思いますが、私の場合は文字情報のほうが想像の幅が大きいのかなと思います。

例えば紅葉の情景を読んだ時、過去に見た一番美しい紅葉の景色が思い浮かびます。 白山釈迦岳に登った時、前日の雨に濡れた紅葉が曇りの淡い晩秋の光りでみずみずしく見えた景色です。

もし映像なら最高の紅葉を最高の画面で見たとしても脳裏の紅葉に勝てないばかりか映像が忠実であればあるほどその差を感じてしまいます。

 

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