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上を向いて

ここで何度も紹介しましたが、下を向いて道行く人が多いように思います。 なぜそんなことを気にするかと言うと、私の移動手段と関係あります。

自転車で歩道を走っていると歩道を歩いてくる人に出会います。 下を向いている人は私が自転車で向かってくることになかなか気がつきません。

下を向いて歩いている人は真直ぐ歩けません。 蛇行します。 ぶつかるといけないので減速し、場合によってはベルを鳴らします。

その時の反応はさまざまで、迷惑そうな人、びっくりする人等ですが、殆んどの人が顔をあげた瞬間暗い表情です。

私も仕事で悩んでいた時期、下を向いて歩いていたことが多かったと思います。(自分の姿は見えないので記憶に残っていませんが)

あるとき、当社の女性役員に背中をバンと叩かれ、「社長がそんな惨めな姿勢ではいけません」と言われました。

なるほどと思い、背筋を伸ばし、考えられる限り美しい歩き方をしました。

下を向いていると写真のようなものに気がつきます。 地面に水平に視線を向けると、感覚的には7割が空です。(高層ビルに囲まれていないところですが) 実際の視界に入るのは半分が地面ですが、空は明るく視界を7割占めているように感じます。 そして建物にある看板や新しいビルの建築や目に付きます。 街路樹の紅葉や飛んでいる鳥も目に入ります。

しかし7割に思われる空は昼間なら明るく、たとえ落込んでいても気分は上向きになります。

逆に下を向いていると視界に入る空間は地面で区切られ、大変狭いものになり、閉塞感を持ちます。
私は日の出前の空が好きで、夏は清清しく冬は身の引き締まる寒さが日の出とともに緩んでいく漢字がとても素敵で、晴れの日は心の中に鬱積したものが日の出の明るさとともに晴れていきます。

日の出前、東向きに自転車で走ると最高の一日が過ごせる予感を感じます。

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