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経営者の仕事

当社は中小・零細企業です。 そして私はその経営者ですが、私の仕事は具体的な一部の作業を除けば会社の方向性を決めるのが一番と思っています。

勿論事業なので儲かる範囲においての方向性です。 基本的には一人で行います。 そして担当役員に相談します。 しかし小さい会社ですから私以外は実務が中心です。

「これこれの方向で展開したいと思う」と言えば何時、何処へ、誰が、どのようにと質問がきます。

そんなことは実務をやっていないと判らないものです。 だから方向はこうですよと言っています。 ここでの問答は全く意味を成しません。 それもこれもすべて決めて、「はいどうぞ」と言うのであれば私以外に役員は不要です。 勿論実務者から言えばちょっと調べただけであれこれ大きな課題、障害が出てきます。 それを解決するのに判断が必要で、判断する権限と責任が必要になります。 だから私以外に役員がいるのですが。

ものの考え方は当然ながら人によりまちまちで、私は設計する人、あなたは設計に基づいて建設する人の例え話をすれば「図面が不正確」と批判されるでしょう。 なぜなら私の場合、正確な設計図面を書く知識がありません。 もし書いたら建築のことが分からないので役に立つ図面にならないと思います。

「もういい加減に解ってくれよ」とつぶやき、相手は「何時になったらまともな図面が書けるんだ」とつぶやくことでしょう。 小さい会社でこの様ですからもし当社が大きくなったら建築中の現場で作業員が迷子になるかもと心配します。

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