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うつ病

 総合病院の門前薬局を開局しているとうつ病のお客様が多数来られます。 私は医者ではないので精神疾患の知識がありませんので、らしき人はうつ病なのかと思っています。
 らしきお客様の割合が多いように思います。 何に対してかの比較基準はありませんが、毎日数度薬局の店内をみていると、「らしき人」はお見かけします。 先日は顔なじみになった中年の「らしき女性」に話しかけられました。 その方は私が経営者であることを何故か知っておられます。
 「社長、久しぶりやね。ハンチングがよく似合うよ、ダンディに見えるよ。」 「いゃ、頭がはげているので帽子かぶっているだけですよ。」と私、「昔からハゲに悪いやつはいない。ハッハッハッ!」
 スタッフは大声で「ハゲ」を連呼されて大笑いです。 いい気はしませんが、腹が立つようなこともありません。 ハゲは事実ですし、明るい会話ですから。

 「らしき人」が多い理由を薬局長に聞きました。 薬局長はなじみの「らしき人」に聞いたら意外な答えが返ってきました。
 「ここは人間扱いしてくれるから」と言うのがその答えです。 よその薬局が「人間扱いしてくれない」ことはないと思うのですが、「らしき人」たちは薬剤師と話したがり、長い人は1時間話していかれます。 お気に入りの薬剤師を指名されますし、混雑しているときは大変困ります。
 多分誰かにお話を聞いてもらいたいのでしょう。 会話にコツがあり、応対する薬剤師は大変うまくコミュニケーションしています。
話題は朝食のメニューであったり、薬のことであったり、家族のことであったり、たわいもない話題です。 ひたすら否定せず、笑顔を絶やさず、話を聞き、相手が疲れるか満足するまで聞きます。
 薬局長に「あの人たちは完治するのですか?」と聞くと、「長期に通ってられますよ」との返事です。

 職員を募集したとき、軽いうつ病の方が応募してこられます。 面接で応募者が告知されないとわからない場合が多いです。 告知されてもそのことで不採用にはしませんが、実務に影響があるような対応では採用にいたりません。
 

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