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寸暇を惜しんでⅡ

何かの営業が電話をかけてきて、当社には秘書課など気の聞いたものが無いのでダイレクトに私に回ってきます。

証券会社、携帯電話、求人広告、商品先物会社等など、憑かれたようにしゃべりまくる人、質問攻めにする人、正攻法でせめる人いろいろです。
喋りすぎる人にはもっと速いペースで喋り返すか沈黙するか、質問攻めにする人は質問し返すとか、正攻法の人は紳士的に断るとかします。

うちの営業もどれかのパターンでやっているのかと危惧します。 私が営業で一番良く話すのは店長の二人です。 一人は正攻法、一人は質問攻めタイプかなと思います。 正攻法の人には紳士的に対応し、質問攻めの人には質問倍返しをている時があります。

人が話すとき、特に知らない相手や嫌いな相手、迂闊なことがいえない相手に話をするとき、頭に自動車のタコメーターのようなエネルギーメーターがついていたら針がレッドゾーンまで振れていると思います。 何か言おうと考え、言葉を選び、声に出すときメーターは最大に触れます。

薬局でベテラン薬剤師、人間的に優れている人が応対していて質問し、相手が意を決して答え始めるとその人のメーターは振り切れています。 薬剤師は微笑んで二拍、間を空けてそうですかというときにはメーターはアイドリング状態まで戻っています。

交渉とか気を使う話し合いのときに相手のおでこのメーターを見ながら数秒待つと素晴らしいコミュニケーションが始まります。 間の達人は営業の達人、コミュニケーションの達人です。 その数秒を惜しんで口を開いた営業は実績が上がらない人なのでしょう。

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