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失言

野田内閣が発足して2週間で経済産業相が失言から辞任しました。 野党自民党の谷垣総裁はここぞとばかり内閣の批判をしています。

地震復興や国際の問題、経済振興に円高、エネルギー問題に中国の領海侵犯など日本の政治は難問だらけでしょう。 そして頻繁に変わる首相と海外の首長からは日本の政治家に不審を抱いています。

世論調査や多くの心ある政治家が政権の安定を願う今、日本経済新聞の社説や春秋(一面の論説)の論調はむしろ失言を辛辣に批判し、野党の批判と同じ子度を繰り返し書いています。

揚げ足を取り、失脚させる手法は自民党長期政権を揺さぶるために野党が編出した手法で、日本の政治が政策論議にならない人気取りのステージであるところに問題があるのでしょう。

地震の対応で被災者の整然とした対処や自衛隊や東京電力の決死の活動が高く評価される中で、世界第3位の経済大国の首相が誰か?知られない状況は単に日本の情報が世界に流れないのではなく、十分流れた中で海外では何に関心を持っているかと思います。

失言といえば福岡県知事の九電やらせメールなど最近でもいろいろありました。 日本のマスコミは政治や経済をゴシップの世界に持ち込み、販売部数を伸ばそうとしているように思います。

私も失言で何度も批判されました。 高々零細企業の経営者なので社会問題になるべくもありませんが、友人から「普段考えているから言葉になるんだ」と言われ、全くそうだろうと思いました。
失言しない方策は黙っていることに尽きますが、根本解決は失言となる考え方を改めることだと思います。 これは大変で、たとえば何か問題が起これば犯人探しが始まり予想でモノを言う、そうではなくて「将来に向け問題が起こらない方法を考えましょう」と前向きに考えることでしょう。

そんなことをしていたら最初に問題を起こした人はお咎めなくて、悪用する人も出てきます。 政治の世界は何でもあり=手法が多いから手法上の問題が炙り出されるのでしょう。

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