監査役BLOG

カテゴリ

価値観

[価値観]

勝負

昨日の大相撲で把瑠都は稀勢里戦で立会いで変化し、はたき込みでで勝利しました。 次の白鵬、日馬富士戦では日馬富士が立会いでかわり、白鵬を送り出しでしとめました。
大関が変化して立ち会うこと自体に理事長から苦言が出ていました。 八百長が問題になった角界で勝ち方の品格が問われるのか、そこまでしても価値にこだわる勝負魂を賞賛するのか興味があります。

大リーグの試合で点差が大きいときに盗塁すると公式記録に載らないということが落合博満氏の『采配』に書かれていました。 そこまで点を取りにいくことが姑息と判断されるようで、氏は日本シリーズで大きな点差で勝っていて、完投目前の先発ピッチャーを9回で降板させたことに非難があったことの説明で解説していました。

プロスポーツの世界は人に競技を見せてお金を貰うわけですから、見て興奮するものであってほしいと思います。

私はボクシングファンですが巧妙なクリンチを多用する試合は試合の技巧として高度であっても見てて面白くありません。 やはりボクシングはパンチの応酬で勝負が決まるKO戦が面白いと思います。

しかし落合氏は試合は勝つものとの信念から豆が潰れて投げられないピッチャーを交代したそうで、理由があったとのこと、それを多く語らないから誤解もされ、人気も出ないということなのでしょうか。 しかし氏の『采配』はベストセラーになっています。

ビジネスでも同じようなことがあり、アンフェアな取引や交渉を平然と行う企業があります。 大企業はコンプライアンスから違法行為はしないまでもぎりぎりのことは平気で行う、もしくは法的対応力があるので初めからそれを武器に交渉してきます。

見る人は見ていて、そのような企業はどこかで人気がなかったりします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

上に戻る