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名古屋の介護ショップ見学

名古屋のマンホール 水澄ましの図案

昨日愛知県の介護ショップを見学に行ってきました。 全国統一の介護保険制度の中で地域密着を基本とした経営をされていて、同じようなビジネスモデルになるのではと予測しながら見学に行きました。

その会社が所在する都市での介護保険貸与事業(介護機器のレンタル)シェアは40~50%、大阪では考えられない高率シェアです。 自社でかなりの部分を内製化されていて消毒設備を稼動されていて、客出価格は相場波ですが粗利率はかなり高く、営業利益率そこそこ高いといったところでしょうか。 経営者の方は外部環境の変化、特に商材単価の変動に対して対応力を高めておくのが目的とおっしゃっておられました。

マーケットの将来展望や基本的なビジネスモデルのあり方=地域密着など変わらないものの結果としての経営方法はかなり異なり、今後のマーケットの変化に対してそれぞれが発展したり衰退したりするものと思います。

将来を完全に予測できない以上、現在に正解を出すことが不可能であることは明らかですが、マーケットの変化に対して対応の仕方によってはどちらもさらに発展してゆくものと思います。

変化への対応は予測して準備したことの出来不出来以外にも経営者の柔軟性や社員の質、意思決定の早さなど要素は多くあると考えられます。
パナソニックですら巨額の赤字を出して、その明確な対策が報道されていませんし、来期は何とかなるだろうという雰囲気が伝わってきます。 パナソニックが向こう3期同程度の赤字を計上したら消滅を覚悟するときかもしれません。 今の報道されている内容からはその覚悟が伝わってきません。

当社でも規模は雲泥の差がありますが、常に消滅の危機を覚悟して高尚にかかる必要があると痛感しました。

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