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値交渉

営業の車はリース会社で契約し、使用しています。 ある上場している大企業の紹介で取引を開始しました。 飛込みでこられた大手リース会社は同等の車をかなりディスカウントして提案してきました。
担当がずさんで、手違いが重なり、厳しく叱ったのですが改善が見られず、別のリース会社を探すことにしました。

安いと思っていたリース料金はあっさりさらに安くなりました。 リース料金の構成要素の一つは物件の調達コスト、つまりリース物件を購入する資金を安く出来るかどうかですが、金利は日々代わるものであり、安いと思っているものが実は平均相場より高くなっている場合があります。

2社購買はそのための方法ですが、契約台数が少なければ管理上1社購買が適当な場合もあります。 そこで常に見積もりを取る必要が生まれます。 購買管理は得てして保守的になり、徹底して値を叩くと品質を落とされることがあります。

取引を停止したリース会社の整備工事用への交換オイルのグレードは最低のものでした。 そこのモータースはあまりに低品質のオイルではエンヂンの耐久性に問題があるとして赤字で中程度のオイルを使用していました。 このように過当競争の中ではリース会社はどこで儲けようとするのか、ユーザーから見えないところでこっそり手を抜きます。

大手でも上場企業でも関係なく、利益のためにコストカットは極限までやっておられるのでしょう。 どこまでが許される範囲なのか、経験上問題ない程度なのでしょうが普通のモータースで取り扱わない低いグレードのオイルを入れられると大丈夫なのか」と不安になります。

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