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日本経済新聞の朝刊に中国が日本国債を18兆円購入され、日本の国債を保有する外国では中国が一番になったそうです。 外国の日本国債保有残高は92兆円でした。 中国が莫大な外貨をドルで保有していましたが、ドル・ユーロ安のために日本国債保有に向かったとのことで、結果的に日本の円高に働いていることになります。

かつてクリントン国防長官が中国要人と会談し、軍事力強化について話し合ったとき、中国側が「ドルをいつでも売却する準備がある」といったそうです。 別にミサイルを撃ち込まなくてもアメリカの金融破たんは武力行使と同等の威力を持ち始めている証左になります。

そういう意味で日本の経済破綻を中国が握ることは国防上大変危険なことで、経済的理由以外の金融攻撃がいかに大きな問題となってきたか、為替差損を発生させても日本経済を破綻に導くことができます。

民主党の内紛や自民党の政治的駆け引きで日本が政治的にガラパゴス症候群になってきたのかと想像します。 消費税を上げて国債発行を減らすことも、それに先んじて経済成長政策を優先させることもすべてが国際問題に繋がる話だとは想像しますが、視点を変えた説明は必要でしょう。

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