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世界一の資産家

世界一のお金持ちで、投資家として有名な『ウォーレン・バフェット伝』を読みました。 上下2冊で合計1400ページくらいのボリゥム、翻訳は私には読みずらいものでした。 バフェットで有名なことは質素に生活していること、数兆円の資産を保有していること、IT産業に投資しないことなどでしょうか。

不勉強な私は日本経済新聞を読んでいてバフェット氏が会社の近所の喫茶店で利用すると押してもらえるスタンプを集め、満欄になったのでオレンジジュースをくださいと言った記事です。 私も趣味以外では質素を旨としていますが、世界一の資産家が喫茶店のスタンプを集めるというのは驚きでした。 知人で100億円を超える資産家が昼ごはんに500円以上使わない、コナミスポーツの週日会員になって毎日泳いで風呂に入って風呂代を節約する話とかぶりました。 書中で1980年代のバフェット氏の所得について書いていましたが、年収500万円を1000万円程度に増額した話が書かれていました。 晩年は莫大な資産のほとんどを慈善事業に寄付し、ごく一部(と言っても100億円以上)を子供たちに贈与したと書かれていました。

IT産業に投資しないのは本人によれば投資対象としてよく理解できないからだそうで、ITバブルの最中には経済紙にオールドタイマーとして批難されていたそうです。 バブルが弾けて投資の神様として復活したそうです。
しかしマイクロソフト創業者ビルゲイツ氏とは長年の友人でね初対面から打ち解けてITビジネスの話題で話し込んだそうです。

投資会社バークシャーハザウェイを率いて製造会社や運輸会社などに投資を何十年も続けてきたのですが、会社の事務所は古く小さいビルで長い間コンピュータすらなかったとのこと、氏は秒単位で株価がわかるシステムは不要、どの会社の株を買うかどうかは財務諸表を読み込んで内容が良い会社は買い込み、決して売却しない姿勢で投資を貫いています。

読みずらいですがお勧めの図書です。

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