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消費の現場

消費の現場では男女差が大きく偏っている分野があります。 例えば歓楽街、大阪では北新地などのラウンジのお客はほとんどが男性です。

今朝の日本経済新聞ではコンビニエンスストア、ユニクロ、ビアガーデン、吉野家などで女性客が増加しており、均衡しているのはマクドナルドやスターバックスコーヒー、業績の安定も特徴のようです。

当社は女性と男性の従業員数は女性が少し上回っています。 それが経営の安定要因なら良いのですが、職種により偏りは大きいです。
薬剤師、ケアマネージャー、事務職はほぼ女性職、営業職はほぼ男性職です。 採用で性別を意識しているわけではなく、採用基準に達していれば採用しているうちに女性の比率が増えました。

取締役は3:2で男性が多いです。 これも意識せずに自然にそのようになりました。

女性が8:1のケアマネージャーの職場で「〇〇さんは一人で吉野家で牛丼を食べたり、〇〇食堂でお昼食べてるんやろ」という会話が聞こえてきました。 女性ケアマネージャーは近所のスーパー等でお昼の弁当を買ってきて食べていますが、吉野家に一人で食べに行くことは珍しいようです。

随分以前においしいラーメン屋に若い女性が食べに行くのは抵抗があるという話を聞いたことがあります。 女性は料理を自分で作るもので、外食は原則的にしないものということでしょうか。

男性が偏る消費の現場、例えばゴルフ場などはもともとビジネスマンの社交場、吉野家などのファーストフードはこれもビジネスマンの食事の場所、働く女性が増えればこれら消費の現場に女性が行くのは当然でしょう。
医薬品メーカーの営業=MR職は最近女性比率が増加しました。 若い女性のMRと話をしたとき、一日の行動は医薬品卸のミーティングに出席、会社で資料作成、12時前に午前診の終了前のクリニックにゆき、ドクターに営業、食事の後資料作成かゴルフの打ちっぱなし、夕方午後診開始前のドクターに営業、夜は飲み屋でドクターの接待とほぼ男の領域で男のスタイルで営業しています。

彼女たちの昼食は高給であるため吉野家ではないでしょうが、時間が無ければ吉野屋で牛丼ということになるでしょう。

そのMRに将来の人生設計について聞いてみましたが、製薬メーカーの男性総合職と同じで、薬剤師であれば資格手当もつき、相当高収入であるから結婚して低所得で生活できない、しかしMRを続けられるのは自分が若さがあるうちなので将来に不安があるとのことでした。

 

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