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政治に期待するもの

衆議員選挙が自民党圧勝で終わり、自民党政権に経済立て直しを期待すする論調の記事が目白押しです。 原発反対をメインテーマにした正統派惨めな惨敗で、選挙前に原発問題がクローズアップされた割にそれより『これからの稼ぎ』とばかり、経済政策がテーマとして注目されました。

自民党新政権は補正予算を組んで10兆円規模の公共投資を行おうとしています。 私は政治に期待するのは経済問題など民力の問題を政治で解決しようとしないでほしいと言うことです。
そんなことにお金を使っていたらいくらお金があってもたらなくなり、それが現在の国債の発行残です。 かつての過ち、政治家の幻想を再び取り戻すのが新政権なら近い将来日本経済はさらに大きなつけを払うことになると思います。

日本の株価が上昇したのは為替が円安にぶれて輸出企業の利益が見込めるようになったから、為替の円安傾向は今年の貿易赤字が限界に来たから、貿易赤字は中国の尖閣列島問題が引き起こしたことで、尖閣列島の問題から日中貿易が冷え込み、結果的に貿易赤字になったからで、自民党が圧勝したわけではないのに安倍総裁の自信に満ちた態度に大きな不安が募ります。

海外の経済研究所は日本の景況感を曇りから雨に変えてきています。 そして街中インタビューにこたえたサラリーマンの多くはまた高額のボーナスを貰っている人たちでしょう。

政治は民力の発露を制約しないよう黒子に徹するべきで、日銀に圧力をかけたり、税金のばら撒きに夜所得再配分や公共事業で需要を掘り起こす手法や期待はまったく余計なことで、そんなことを考えている暇があれば国家の節約を検討すべきと考えます。

何はともあれ、私の考えに反する人が政治の実権を握り、それを選択したのは日本の国民ですからつけは自分で払うことになるでしょう。

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