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日本の経済

衆議院選挙後、選挙結果の解説が一段落し、次の閣僚のいやらしい笑顔を見飽きた頃、経済の見通しに就いて解説が出てきました。

多くの解説が説得力の無いものの中で日本経済新聞の『電子版この一本』と言う見出しで藤巻健史氏の『マネーブログ カリスマの直言』に私の考えと同じ考えが記載されていました。

要約すれば安倍晋三首相の「アベノミクス」は時すでに遅く、社会のリセットは近いとの主張、ここまで累積赤字がたまった時点での大型財政出動は「問答無用の愚策」と切り捨てています。

市場がインフレを予期し始めると円は下落する、円は売られ進発国債購入資金はもう市中に無い、日銀が国債を引き受ければ貨幣価値は急落しハイパーインフレになると断言されています。

数十年ぶりの貿易赤字が対ドルで円安を引きおこし、政権交代が円安の原因になっていないのに、もっと言えば円安になっているのにさらに円の価値を下げる大型財政出動を行って国債を増発することの意味がまったく見えないというものです。
噂される10兆円規模の財政出動は国債発行算を積み増ししても減額の目処が見えないばかりでなく、デフォルトの危険も孕んでいるように思います。

今は生活保護の制度を改定したり、老人医療費の負担割合を増加させたり、地味な政策の積み重ねで経済の微妙なコントロールを行わないと暴走しかねない状況になっていると思われます。

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