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橋下市長桜ノ宮高校の問題

橋下市長の桜ノ宮高校の問題は七曜の発言が変わり展開しました。 会社でも期待する管理職が期待通りの動きをせず、「どうしたものか」と悩むときはあります。 悩んでも仕方ないので話をします。
ひたすら聞いて、矛盾があれば指摘して、主張は決して否定せず、かと言っても受け入れられない場合もあります。

社会人ですから小突いたり等暴力は一切ありませんが、言葉は結果的に暴力的になることがあります。

社会人になった人のモチベーションの低さを上げることは基本的に不可能と考えています。 モチベーションを下げた本人はそれなりに理由があってモチベーションを下げているわけで、原因に行き着くことなく改善など見込めませんし、我々の聞き出す力などたかが知れています。

不思議なもので、落ち込んだ人を余計な一言でより落ち込ますことは簡単に出来て、持ち上げようとして落としてしまうことは多々あります。

当社にあって桜ノ宮高校に無いものは何か、と考えたりしますがおそらく人の気持ちは社会人も学生も同じで、会社に理念があって高校に無い訳がありません。 また理念がモチベーションを引き上げるか? もちろん疑問もあります。
若い人は情熱的ではありますが、冷めるのも早いです。 組織のモチベーションの維持向上がたやすくできる方法が見つかれば勝ち組が偏在することになります。

我々の親の世代にヒロポンという覚せい剤が市販されていました。 義父はテストの前日の一夜漬けで大いに活躍したといっていましたし、家の近所の運送屋は会社から皆にヒロポンが配られ、皆が狂ったように働いたそうです。桜ノ宮高校の問題がヒロポンで防げたとも思いませんし薬の効用の問題でもないでしょう。

TVの取材で、市長が体育科の今度の入試を中止する事に反発があるとの報道しています。 市長が「人が死んだんだ、体質を断ち切るためにいったん入試は中止する」といったのは印象的でした。
そして皆が真剣に考えて、暴力無き体育科でより強いスポーツチームや選手和排出する事を期待します。 当社もモチベーションに限らず実績の上げ方を研究してゆきたいと思います。

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