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かかりつけ医

最初にチャンピックスという薬を使う禁煙外来で受診し、禁煙は失敗しました。 チャンピックスはタバコをすっても快感が無くなる薬剤で、保険適用できるものです。

しばらくして定期健康診断で中性脂肪が基準値上限の17倍という値になり、あわててこの先生(=N先生)のところに行きました。 N先生は診断結果を見て「ありえない」とのこと、速座に入力ミスと見抜き、再検査して一桁小さい値であることが判明しました。
実はこの先生名医ではないかと思い、中性脂肪を下げる治療をお願いしましたところ「肺の検査をしましょう」といわれ、検査をし、結果を見て深刻な顔で「本西さん、肺だめですよ、タバコ肺と言って進行すると死に至ります」、普段ニコニコしている先生に真顔で言われ、自分の父親もスモーカーでしたが肺ガンで死んでいるのでその帰り道から禁煙しました。
父親は肺ガンになる前、現在の私の年齢で脳梗塞を患い、それも心配だったのでエコー血管検査の予約をしてかえりました。

エコー検査の日、神妙に検査を受けた結果頸部の動脈一本が肥大しているのがわかりました。 「本西さん、大変ですよ、動脈が詰まっています。 こんなに太く肥大しています。 MRI検査をしましょう。 深刻な事態なのでいらいらしたり、怒ったりしてはいけません」、ということになりました。
大病院でMRI撮影をしたら肥大した血管の内側も肥大しており、つまり単純に中も外も太くなっており、何の問題もないとのことでした。 くだんのN先生「よかったですね、本西さんこれで安心ですよ」満面の笑みです。

しまった、謀られた、医者の一言はチャンピックスより効果があり、私はまんまとはまってしまいました。 後日N先生に「もうだまされませんよ」と捨て台詞を言うと、「また何か考えましょう」と神妙な顔つきで答えられました。 ほんとに名医なのかもしれません。

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