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老人への手習い

もう半月で60歳の誕生日を迎えます。 未知の年齢、自分が30歳の頃は『老人』というイメージしかありませんでした。 しかし、その年代を目前に控え自分が気持ちの上では30歳代となんら変わりないように思います。(人として成長していないというべきか)

一般に介護を必要としていない高齢者はどんな生活をしているのか、離職している人が多い中で暇をもてあましているか趣味に熱中しているか、今まで知っている人、主に趣味の先輩ですが、大変アクティブです。

そこでアクティブでない人はといろいろ老人が集まるところに出向いてみました。 ユフラでの『北島三郎 歌謡ショー』はチャンバラ劇、演歌メロディーで4時間程度の盛りだくさんショーでした。

年を取って時代劇が好きになり、北島三郎のチャンバラ劇もそれなりのものでしたが、鬼平犯科帳や子連れ狼と比べると殺陣に迫力は無いけれどよく通る声のせりふはよどみなく、すべり無く大したものでした。

歌謡メロディーは77歳とは思えない歌唱力、後半のアトラクションは舞台に突然と漁船が出てきて揺れ動く漁船の上で歌う姿は鬼気迫るものです。 フィナーレはユンボのような先に大きな鳥が取り付けられ、その鶏が観客席の上にせり出すというもので、鳥の下では100人の北島三郎劇団員が歌って踊って、それはそれはすごい演出、度迫力、本人の弁は『お金をかけている』そうです。 4000回を越えるショーの開催で磨きがかかっています。

次の手習いは石切にある平岡神社の背後の山へのハイキング、近鉄奈良線を下車すると前が平岡神社ですが、私は天王寺から自転車で行きました。 15キロ程度でなんてことはない距離、神社に就いて鳥居をくぐり、かしましい老人集団をやり過ごしてハイキングコース1時間に挑戦、急登を口パクパクでのんびり歩きの老人を抜き去り、もっと元気な老人に抜かれ、展望台までたどり着きました。

平岡神社の森は手付かずの原生林のようです。 こんな近場で原生林にお目にかかるとは幸運と思いながら歩を進めました。 下山し、自転車で天王寺に帰るのに行きの2倍の時間がかかり、老人への手習いは大変と思いました。

コメント

  1. 早くやめて欲しいです。
    老害が偉そうに講釈を垂れてるのを聞くのは苦痛です。

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