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自分の居場所

社員の増員で会社の席がなくなり、ノートパソコンを頼りに住まいでほとんどの仕事をするようになって1ヶ月が経過しました。

緊張感という点では少し弱くなっていますが、それなりにデスクワーク(殆どが書類に目を通すことですが)は多く、携帯に電話も沢山かかってきます。
静かなので考えることにはよいのかもしれません。

自分の仕事は情報を頭に入れて組み立て、方針を決めることにありますが、判断するうえで不足している情報が見えてきます。 事務室にいると周りに人がたくさんいてなんとなく状況を把握できた気になっているのかもしれません。

同時に目から入る情報が少なくなった分、不安も増加します。 現場で一生懸命働いている職員を目にすれば「うまくいっている」という錯覚があるのかもしれません。 書類に打ち出された数値だけを頼りに判断したり、不安があって責任者に質問したり、よほどの信頼がない限り不安をぬぐえません。

私の特技はすぐ忘れること、昨日の不安を忘れ、今日感じた不安に対して昨日までの不安を忘れているのではないかという不安、もう不安の連鎖になってきます。 しかしうまく行っているという兆しを感じるとすぐに不安は消えてしまいます。 疲弊した職員の姿を見たり、店長が店員に叱咤激励している姿を見たりより、予算大幅未達の書類を見るほうが不安の客観性は高く、感情的にもなりません。

しかし同じ実績を上げるにしても苦労が大きかったのか、フロックでうまく行ったのか、その臨場感は伝わってこず、クールになれます。 しかし報告書を詳細に読めばフロックかどうかはある程度わかります。

やってみてわかった意外な在宅勤務のメリット・ディメリットでした。

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