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印紙税という地味な話題

印紙税の話題が日本経済新聞に出ていました。 地味な話題です。 契約書や領収書に収入印紙を貼ることでわずかのなじみがあります。

そもそも明治時代にできた印紙税は書類作成するのは取引があるからで、そこにお金や物が動き、利益が発生するから課税するというものらしいですが、利益が出ると法人であれば法人所得税が課税され、それは厳格に運用されていますから二重課税と言えるでしょう。

前職で20年法務担当をし、一度だけ印紙税の税務調査が入りました。 今や過去の遺物と化した印紙税ですが、課税文書のどれにあたるか税理士に質問して明確に即答できる税理士は少ないのかと思います。

制度の存在意味が遠い過去に消えたものに誰も反対しないところが興味深く、今や課税そのものが取引の障害になっているように思います。

いったいいくらの税収があり、その課税手数料、タバコ屋ではがき・切手・収入印紙と看板に書いていた時代の印紙流通コスト、契約時に調べて印紙を買って貼る手間等を考えると廃止すべきでしょう。

税務署を嫌う人間は多く、それらの人は税務署で嫌な目に合っているのでしょう。 私も税務署のミスで課税額を間違えたから払ってやるので取りに来いと通知を受け、税務署に行くと担当管理職が通知を見て薄ら馬鹿笑いをしていました。

一般の客商売では考えられないこと、我々民間人は変な税務署員やに文句を言い、もっと嫌い、制度変更の怠慢などに不平を鳴らすべきでしょう。

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