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習慣化

[習慣化]

目標

漫然と生きていると活動量が鈍ってきます。 昔は朝起きて気分が高揚していると自転車で遠くに出かけます。 帰ってくるのに時間がかかりすぎて会社に出勤するのが遅れそうになります。

60歳を過ぎた今、なかなかそこまで気分の高揚感は味わえません。 そこで何か目標を持ったら行動力に弾みがつくのでは、と思いました。 若いときは逆だったのですが。

設定する目標が良ければ自分にとって目標達成は大きな成果に繋がります。 今の自分の課題は健康診断で問題ない状態になること、具体的には中性脂肪が異常に高いので中性脂肪を下げることですが、そのための目標としていろいろ設定します。

運動する習慣をつけることですが、長年遠ざかっていたテニスを始めてはどうかと近所のスクールに見学に行き、体験レッスンの無料券をもらいました。 申し込めば毎週決まった時間に行かねばならないのですが、仕事柄いつ呼び出しがあるかわかりません。 呼び出しは携帯電話に入ります。 レッスンが終わって携帯に緊急メールが入っていると急いでシャワーを浴びてスーツに着替えなければなりません。

そもそも中小零細企業のオヤジは元職が営業であれば懇意の得意先回りをし、元職が管理業務であれば報告書を読んでいる時間が長く、プラス銀行や仕入れ先などの訪問者と面談します。 私の場合はどちらかといえば外に出ていかないタイプで、それを見越して待ったなしの面談などが多く入ります。

皆が働いている時間にテニススクールに行くことに罪悪感はありませんが、避けられない用事が入った時の対処に困ります。 毎週その時間はテニスのレッスンと公言しておけばうっかりそのまま伝えられると相手に悪い心証を与えるのではないか懸念したりします。

それを乗り越えめでたくテニスのレッスンを申込み、中性脂肪値はいくら、体重はいくらと目標を達成して行けばそれだけの話なのですが、私の場合、目標設定の習慣化はエスカレートしてゆき、目標だらけになります。 頭もボケないように本を読み、このブログも投稿し、ブログのネタがなくなるとネタ探しに本を探したり、毎日やるべきことをメモに書き、できたことは赤ペンでマークしますが、やたらに項目が増えることになります。

それはそれでよいのですが、経験上仕事の良い考えはもう少しボーとしているときに生まれたように思います。

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