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医療の将来

最近薬剤師が新しい調剤機器の話をしてくれました。 服薬指導で薬の数を確認してもらうときに後で数か足りなかったというクレームが多いのですが、それを写真撮影しておくというものです。

処方箋調剤において薬局内の作業を見ていると人の手で行う煩雑な作業が多くあり、素人目にも機械化できるのではないかと思います。

先進の機器を導入した薬局は自動化が進んでおり、薬剤師業務は煩雑な作業から解放され、機器のオペレーションに多くの時間を割いているようです。

処方箋がQRコード化して、リーダーに読ませると数分後に調剤が完了する時期はすぐに来るでしょう。 薬剤師業務はより服薬管理に特化してゆき、さらにはそれもタッチパネルでの質問に患者がタッチして応えるようにすることは可能だと思います。

一方医師の診察もモニターを見ながら問診される診察は、機械が問診項目を質問して患者がタッチパネルにダッチして診察を進めることは可能で、検査項目データの経歴を持っていれば機械の診断が人の診断を上回るより正確である可能性も出てきます。
チェスでも機械が人に勝つようになったのですから。

現実は一般薬のネット販売について厚生労働省が最高裁判決を無視して一部規制を残そうとしており、族議員は前回の診療報酬改定で大病院が加算されたから今回からクリニックの診療報酬をと言っています。
クリニックの診療はいわゆるホームドクターの世界ですからそんなに点数が必要なら上げればよい、国の借金が一千数百兆円の時代にヨーロッパ車に乗り高収入を享受する医者の所得増に貢献すればよいと思うのですが、負担するのは国民ですから負担割合を4割にすればよい、機械問診や診察を点数化すればよいと思います。 不安を感じる医者に診察してもらうのであれば機械に判定してもらい、それでも不安なら大病院の専門医というのが今後の姿になるかもしれません。

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