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成功のきっかけ

ドラッカーの言葉に『自らの成長につながる最も効果的な方法は、自らの予期せぬ成功を見つけ、その予期せぬ成功を追及することである。ところが殆どの人が問題ばかりに気をとられ、成功の証を無視する。』というのがあります。
自分に振り返り、仕事で『予期せぬ成功をしたか?』はいつも疑問を感じる。 異業種交流会で会社の代表者と話をしていると『すごい!』と思ってしまい、しばらく落ち込んでしまいます。
当社は黒字で、自分が担当した最近10年間はほぼ増収増益、前半は年率130%の増収を達成しており、税理士は不況下にあり、中小企業でこれだけの成長性を示している企業は少ないとほめていただきます。
数字は事実で、成長要因はマーケットと職員の頑張りに尽きると評価しています。 職員が頑張れるのは経営者の力といえばそうかもしれませんが、自分の役割が会社の業績に大きく貢献しているとは思えませんし、当社の職員も考えていないと思います。
一方問題は挙げればきりが無く悩みの種ですが、業績の伸びを『私の経営努力の思わぬ成果』とすれば首記のドラッカーの言葉に嵌ってしまいます。

予期せぬ成功は成果を挙げるため、確信の持てない活動をだめもとでやり続けなければもたらされないと思います。
つまり、予期せぬ成功の影に予測された失敗の山があるわけで、失敗することに免疫のない人は可能性の低いチャレンジを繰り返せないでしょう。
ちなみに私の場合、成功の確率は10パーセントぐらいでしょうか。 効率化が絶対基準ならこんな確立の低いことは認められないでしょう。 いつかは成功すると信じて失敗の山を積み上げる事が出来るのは、失敗を引きづらないいい加減さ、が必要な気がします。 勿論失敗するだろうと思ってチャレンジするのは好ましくありません。

子供の時から訳の判らぬ事を出来ると信じて懸命にやった経験が生きているのかもしれません。 ちなみに私は地下室を作るため庭に大きな穴を掘ったり、廃材で家を建てようとしたり、最近では輪行車(分解できる自転車)で琵琶湖を一周しようとしてバテてしまい、苦労して帰宅したりです。
お金やチャンスが私にないという人がいるかもしれませんが、無くてもできることが一杯考えられます。 無いから考えられることもたくさんあります。 出来ない理由を考えるより出来る方法を考えると知恵がわいてきます。
会社にお金が無かったとき、通勤費を節約するため自転車で通勤し、役員報酬を0円にしたためバリカンを買って散髪代を浮かせたり、禁煙にチャレンジしたり、いろいろアイデアがありました。

55歳になった今でもチャレンジしたくなるところが自分の欠点なのかとよく思います。 その典型は大型バイクに乗ることで、わざわざ年取ってやることかと自分でもいやになります。

 

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