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叔母へのお見舞い

80歳代後半の母親を連れて90歳代の叔母(母の姉)が入所する高齢者施設に行ってきました。

私が子供の時は優しい叔母でよく遊んでもらい、叔母の家に泊まりにもゆきました。

すでに認知症が進んでいて、私のことは認識できませんし母の事も同様です。 歩行は困難で施設内では車いすの生活、直射日光に曝されないためか手はすべすべの肌をしています。

認知症であるため顔に表情はなく、見た目は叔母のイメージから遠いものでした。
母と叔母は特に仲が良かったわけではありませんが、最近叔母に会いにゆきたいとよく言います。

健康に関する家系という意味で私の家系は大変恵まれているのかと思います。 女性の平均寿命が80歳代であることを考えても大病を患うこともなく長命です。

母は3姉妹の末子でもう一人叔母がいましたが、数年前に亡くなりやはり長命でした。

私は61歳、叔母同様の長命であれば90歳まで約30年の人生が残っています。 今、完全にリタイアすれば30年仕事をしない人生が待っていて、頭も体も使わなければ叔母同様認知症になる可能性は高く、死ぬ間際まで頭も体も使い続けても認知症は避けられないかもしれません。

母親をはじめ叔母たちが特に頭も体も使い、健康に留意していたわけではありませんが、私は食事や運動を心掛け頭も体も使い、生き甲斐もある中でそれを今までと同様の方法で維持することが難しくなってきています。

私より年上の従兄弟たちは皆元気で殆どが現役で仕事をしています。 私もそれなりにと思いますが若いころのように集中して何かを行うことか難しくなってきました。 そこで価値観を変えて出来ることを少しづつ確実にこなす方法に変えてきています。 実は老化に際してこの価値観を変えることが大変難しく、若い時に一気に集中してやり遂げてきたことを地味に行う、例えば体か重くなったと感じた時は帰宅してからランニングしていたのが今はマンションの階段をゆっくり登るとかになってきています。

本は気が向けば一気に読み上げていたのが何日かかけて細切れで読むようになりました。 それは時間つぶしではなく、仕事に反映させるのが目的で達成感という点ではあまり感じることができません。 このあたりの価値観を変えるのも至難で、できるやり方での成功体験を重ねるしか方法がないようです。

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