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日本経済新聞に本の販売ランキングが掲載されていて、今まで読まなかった本に興味をもち流し読みしました。 タイトルは
「仕事が速い人」と「仕事か遅い人」の習慣 残業しないで定時に帰る方法
というものです。 会社で残業が問題になっていたこと、自分は仕事は遅いのではないかと懸念をもっていたことが惹かれました。

普通、会社では従業員の勤務時間で可能な仕事を配分します。 残業前提で仕事の割り振りはしないと思います。 当社で営業職は例外で、お客様の時間に合わせることがあり、一定の残業を含む仕事量を割振りしています。

月例賃金に30時間分の予告残業手当を含み、その範囲で工夫すれば標準的な売上を達成できる設定です。 仕事料の設定が正確にこの時間と割振りするのは難しく、開拓しにくいエリアを担当した営業はその時間熱心に仕事をしても平均的成果を生まない場合があります。

一方私はもともと事務職で、今は経営者ですが事務仕事が多く、データを読む、分析する、組み立てるといった作業に多くの時間がかかります。 なぜならデータ分析から組み立てるのは方針などですから、一般にどのように考えるのか、例えば地域戦略を考えるときに地域戦略の本を読んだりしますので時間がかかってしまいます。 たまに他社の経営者と話していて具体的な数値が明確に頭に入っていたり、理にかなった戦略を披歴されたりすると自分の考えが優れていないと落ち込みます。

戦略などいかにうまく説明しようと結果が出なければ絵に描いた餅になってしまいますが、クリアな説明はそれを担う従業員に浸透させやすいでしょう。

仕事の質と速さを混ぜて生産性で悩んでいて、この本を読んだわけですが、本の意図はあくまで仕事の速いひとと遅い人の習慣を観察して書かれています。

早い人は早寝早起き、ものを買わない捨てる、インターネットやTV視聴時間が短い、空腹で仕事をする、体を鍛える、痩せている、やらないことを決める(遅い人はやることを決める)、記憶に自信がない、お金を使う、仕事を人に振る、気を使わない、目標を立てる・・・・・といったことが実例を交えて書かれています。

さて自分はどうかというと実は当てはまっている事が殆どで、特に早寝早起き、朝に集中、やらないことを決める、ものを買わない、記憶に自信がないなどです。

人生の経験から、人に言われたからではなく、このような習慣を身に着けたわけですが、仕事はやはり遅く、作業=電卓で集計やエクセルで表やグラフを作るなど時間がかかっている方だと思います。 何でも速くできればより多くの事が出来て、忘れる前に覚えたことを仕事に反映できて仕事の質も向上するように思います。

ただ一つ決定的に違うのは速くやることを意識しないで仕事をしていることが多いと思います。 いつも自分の描いた方針や戦略がより速く、より良い結果を生み、自分らしいことを心掛けているように思います。 思わなければ何も始まらず、速さと質の追求はできることが読んでみてわかりました。

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