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小売店

私は小売店に行くのが好きです。 しかしショッピングはほとんどしません。 よく行くお店は、コーナン、ドンキホーテ、デパート(阿倍野ハルカス、なんば高島屋)、Q’sモール、リサイクルショップ、心斎橋のブラント店、業務スーパー、コンビニエンスストア、アウトレットモール、洋菓子店、和菓子店、バイクショップ、自転車屋などジャンルを問わず行きます。

不動産業者と話をしていて千日前通りを天王寺から浪速区に入ったところにあるローソンは大阪で一番販売額が多いそうです。 私がコンビニで買うものといえばコーヒーか弁当、菓子パンなど500円程度の買い物ですが、そのコンビニでは客単価が一万円を超えるお客さんがたくさんおられるそうです。

最近のコンビニでの買い物で生活のすべてをまかなうことはほぼできるかもしれません。 一般売薬の取扱店は少ないですが、衣類、食べ物、飲み物、歯ブラシ、髭剃り、さすがにエアコンなどの電気製品の取り扱いはありませんが、日常生活で必要なものはすべてそろうでしょう。

そのような生活を想像するするとおそらく陶器の食器や調理器具はなく、使い捨てのもの、紙のトレーやコップ、プラスチックのフォークにナイフ、書籍はなく雑誌があるかもしれません。 寝具はさすがにコンビニ以外で買うことになります。 家電としては洗濯機はコインランドリーで間に合いますし、エアコンは最近は部屋についているでしょう。 冷蔵庫は必要ないかもしれません。 その代り毎食分を買い出しに行くかカップめんや菓子パンを買い置きすることになります。 そうなると湯沸しが必要になるかもしれません。

これはシンプルな生活で、仕事がアルバイトであれば家賃と携帯代とコンビニの買い物で貯金は無理かもしれません。

その他の小売店の一つで生活をイメージできるのはデパートでしょう。 衣食住はコンビニよりバラエティに富んでいて、商品アイテム数は何倍もあるでしょう。 デパートが意外に不便なのは金融機関の現金払出機や宅急便の取り扱い、コピーサービス、一般売薬の販売がないことでしょうか。

知人にデパートで生活のほぼすべてを賄う人もいます。 デパート活用術を会得すると意外に便利で、夕方惣菜の値引き等を利用して節約を果たしておられます。

アウトレットモールは衣料品に偏重していて、生活感はありません。 そもそもアウトレットですから正規品に比べてお安いわけで、ファッショナブルな人が利用するより、衣料品の節約を目的とした小売店でしょう。

つぎにドンキホーテですが、もともとディスプレーに特徴があって有名になったお店です。 商品を積み上げられるだけ積み上げ、その中から欲しいものを探す商品陳列ですが、取扱商品も少し趣味性があると思います。 しかし放火事件が何度か起こってから消防署の始動が入ったのか、最近はずいぶん整然としたディスプレーになりました。

他所のお宅お邪魔したり、TVで居宅内の映像を見ていて、ドンキホーテをイメージしてしまう生活感を感じるときがあります。 家の中にモノがあふれ、壁にはポスターやカレンダーがつるされ、人形やちょっと便利なものが雑然とあるお宅などです。

私の母親は80歳代後半で、部屋がごみ屋敷化しています。 ほとんど外出しないのに服があふれ、冷蔵庫に食品があふれています。 何度か注意しましたが、一向に聞く耳をもちません。 こちらもイメージはドンキホーテですが、おいているものが衣類中心で、内容としてはやはりごみ屋敷です。

たまに行くバイクショップ、最近はスクーターがはやりですが、私の好きなネイキッドがたくさん置いてある店です。 最近ネイキッドにのるバイク乗りは減ったように思います。 スクーターの次はアメリカン、そしてオフロード車、ツアラー、カブのような実用車、そしてネイキッドでしょうか。 販売台数が少なくなって単価が上がり、小型車くらいの値段がするのに1万キロを走行していない中古が並んでいます。

バイクは衣食住に関係しないものですから、バイクショップに生活感は乏しいです。 しかし、転倒したキズの無いオフ車や初度登録から5年を経過して3千キロしか走行していないリッターバイク(排気量が1000ccを超えるもの)が並んでいるのを見ると、無理して買って殆ど乗らず、部品を変えてカスタマイズし、磨き上げたオーナーの生活感が透けて見えます。

たまにバイク走行のメッカと言われているところに行くと、道の駅などでは磨き上げられ、部品の変えられた高額バイクが並んでいて、バイク談義に花が咲いています。 バイクの色に合わせたレーシングウェアをまとい、ヘルメットも同系色にペイントされていて、コスプレの世界を思わせます。

小売店のカテゴリーだけ同じ価値観の人の集団がいて、価値観で人がつながっていると思います。 バイクのマフラーに30万円出す人は、カルティエで3万円のネクタイを買うだろうかと思います。 ものに対する価値観は千差万別、人の価値観に触れないように気を使いながら小売店回りを楽しんでいます。

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