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成長の瞬間

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 長年公式テニスをしています。 25年ぐらいでしょうか。 元々球技が得意でなく、さらに年々運動能力は低下していきます。 今2つのサークルに参加しており、どちらでも年齢ではトップ近くですが、負けず嫌いなので何とか勝とうとします。
 落ちる能力と獲得する能力の差がプラスなら努力の価値はあり、56歳は十分プラスです。 ただし、今までと同じ方法ではマイナスで、プラスになる方法を考えます。
 フォームの修正であったり、確率を高めるために素振りをする、休憩時間はイメージトレーニングする、ゲームの組み立てを考える、元テニス部に修正ポイントを教えてもらうなどです。
 思ってやれば上手く、強くなります。

 会社でも日々が仕事、日々が勉強、努力している人は何らかの成長が見られ、頭を使って努力する人はもう少し成長し、人を使って実績を残そうとする人はさらに成長しています。(人を使うというのは人の知恵をまねたり、教えてもらったりで、代わりに何かをしてもらうのではありません。)

 その人が成長しているとき、自分がテニスで上達しているときはえてして実績や戦績が落ちます。 本人は努力し、もだえ苦しんでいるのに能力が落ちるジレンマに落ちます。 そこを抜けて、上手い方法が見つかっても業績や戦績が上向くのはしばらく後で、伸びた能力はすこしであったりします。
 しかし良くなったところは次の改良を生むので、頭を使った努力を続けた人は時間の経過で大きく成長しています。

 それには大きな忍耐や必ず上手くなる、成長するという信念や、考える力、よしやろうというモチベーション、動員するものは沢山あります。 何かに打ち込んだことのある人はこれができることが多いように思います。

 中には器用な人がいて、テニスならはじめから上手い人がいます。 フォームがきれいで、強いショットが打てて、しかし器用ゆえに成長しない人もいます。 友人の一人で、初めてやったスポーツは何でもかなりこなします。
 例えばゴルフなら練習せずに初めてのラウンドで100ちょっとでまわったそうです。 いま50歳を幾つか過ぎ、何年もやっていてやっぱり100をたたいているそうです。

 もだえ苦しんでいる当社の社員に言いたい。 『もっと苦しめ!、そしてもっと頭を使え!』、会社の仕事は業績を目指さなくても良い、自己の成長を遂げれば勝手に成績がついてくる、今の力が判るものを残しておき、1年辛抱してそれを見たら『なんと幼稚なことをしていた』と思えるでしょう。
 その努力をしないで1年後に見ると、『去年は良かった』と思ってしまいます。

 私は手帳に自分の行動や感じたことを書いています。 その手帳が自分の部屋に11冊保管しています。
 見返したことはありませんが、いつか落ち込んだとき、もうだめだと思ったとき、1日掛けて読み直してみようと思います。

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