監査役BLOG

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為替介入

円の対ドルレートが高騰したとき、日銀は日量としては史上最大の円売り・ドル買いオペを行いました。

これに対し各国の中央銀行総裁などが『意味が無い、為替は各国が協調して調整すべき』の批判が出ました。

各国がこのような批判をするのは策として有効であること、現に円の対ドルレートは円安にぶれました。

その後再び円高になりましたが、『確固たる介入』をまだ行っていません。
0金利にすることで円高を抑えようとしましたが、発表当日に円高となり、有効ではありません。

本日の日本経済新聞に世界銀行のゼーリック総裁のコメントが掲載されていました。 「通貨をめぐる緊張が(保護主義の台頭などを通じ)景気回復の腰折れを招かないようにする必要がある、日本、スイスの為替介入は大きな問題の兆候の一つ、指示もしなければ批判もしない。 両国は(構造的に通貨が上昇しやすい)経常黒字国」とコメントされています。

IMFのストロンカーン専務理事は「得るものはなにもない」と批判を続けている。 IMFの責務として通貨マーケットの安定があるのなら、安定が損なわれた中で安定に向けた手段を講じなかったところに政治的意図を感じ、そのメッセージが「得るものはなにもない」になる。

私は素人ながらゼーリック総裁のコメントが的を得ていて、現状を正しく現していると思う。 為替介入や中央銀行の0金利等を通じた操作にいっせいに動き出している。 日本のみ円高の時は各国の蔵相目中央銀行総裁はほくそ笑んでいたと想像できる。

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事業仕分け

事業仕分けが一時期大きく取り上げられました。
法務局に行き会社の謄本や印鑑証明を発行してもらいに行ったのですが、相変わらず人が作業しています。

守口の法務局にあっては開局15分前に行くと管理職のみが出勤していて、5分前にばらばら出勤、朝ミーティングを管理職が笑いながらやっているのが見えます。

女性職員がミーティングの5分間にトイレに行くといった具合です。

谷町4丁目の法務局では印鑑証明の受付機械が備わっていますが、通常の申請のほうが早いです。

ハローワークの職員のように仕事もしないで坐っているだけの人がいるかどうか知りませんが、資料の保管と謄本の証明が主たる仕事であれだけの職員は必要なかろうと思います。

今ウェッブでいろいろな証明が取れるようになってきましたが、一般企業は大手しか利用していないのではないでしょうか?

もっと簡単に取れるように出来ると思いますし、発行手数料も一回1000円とか高いと思います。 早く法務局やハローワークを事業仕分けの対象にしないといけないように思いますが、議員さんたちは優先すべき課題が見えておられるのでしょう。

しかし、ハローワークや法務局、保健所など事業仕分けの対象にすれば節約できる国費は毎年ダムを10ヵ所作る程度に可能と思います。

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折り込み広告

今朝の日本経済新聞朝刊への折り込み広告は17枚、内訳は建売・マンション5件、食品3件、理容・家電・車が各2件、作家・ブランド品・パチンコ各1件でした。

このうち製造業気かかわるもの【車の販売は小売業であるが車の製造業があって販売がある】6分野14件、サービス業2分野3件、でした。

記事を見てみると『製造業雇用削減続く』とあります。 日本の製造業の就労者は1023万人、2008年リーマンショック前対比11パーセント減です。 この期間でこの現象というのは大きいです。

例えばパナソニックはこの期間に7000人を削減しています。 日本の製造業の衰退は人口減による国内マーケットの縮小、高い法人税率、高い人件費、円高などいろいろ言われています。

これらの対策は出入国管理法の弾力化による海外労働者の流入促進、法人税率の引き下げ、労働法の改悪【労働者側にとって】による賃金引下げの弾力化、日銀による為替市場での円売り、明快な方策がそれぞれにあります。

どの政策を選択しても与党は政権を明け渡すことになります。 既得権益を損なうからです。 しかし日銀の為替介入は各国のセントラルバンクの責任者が無意味と言っている以上日本にとって価値があると思います。

彼らが悲鳴を上げるまで徹底してドルを買えばよいでしょう。

今まで日本の平均所得は世界的に高いものでしたが、やがて所得の二極化が問題になり、全般的名所得の低下が話題になりました。

輸出を含め日本での価値創造が制度問題や新興国の台頭で小さくなったこと、新たな価値の創造【新技術によるものなど】が創造される価値に追いついていないこと、その労働分配の構造【賃金制度など】が制度疲労を起こして調整されていないことでしょうか。

デフレスパイラルが続く中、収入がダウンしデフレとの間で調整が進んでいますが、高度経済成長期にはインフレと所得の伸びの中で調整が進みました。

成長期の調整に比べ沈滞期の調整は重苦しいものがあります。 何かを犠牲にしなければいけない時期に血を流す思い切った施策が必要になると思います。

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中国の傲慢

覇権主義の中国は尖閣列島問題で日本やアメリカが弱腰と見るや領有権主張のために警備艇を配備するそうです。

ロシアのメドベーチェフ大統領は中国胡錦濤国家主席との首脳会談で第二次世界大戦の歴史捏造を非難したと声明を発表しています。

こうなるとなんでもありで、内政干渉あり、ここは元々わが国の領土といえば言ったもの勝ち、世界の政治は国内政治と違い、判断基準がありません。

強ければ勝ちなのです。 これら覇権主義を制御することはもはや不可能に見えます。 尖閣列島に自衛隊を派遣しても中国海軍は主導し、にらみ合いになるでしょう。

日米の軍事同盟も今や張子の虎になっています。

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尖閣諸島

私は尖閣諸島の歴史は全くわかりませんが、海上保安庁が中国船籍の漁船を拿捕したことについての中国の対応は大国主義としか言いようがありません。

他国の領土を侵犯して、拿捕した国に抗議し、パワーゲームを時刻の国民を使って行い、恫喝し、自らの評価を著しく下げる中国当局の対応はやくざと変わらないものに見えます。

国際連合がこの問題について何等関与していないように見え、このままいけば日本は自衛隊を強化し、核兵器を持たないと自国の領土を守れなくなります。

平和ボケした日本、平和ボケした外務省、国際交渉能力が無いのなら外務省の公務員はまず50パーセント程度解雇すればよいと思います。
そうすれば少しはメリハリのある海外交渉力が養われるのではないでしょうか。

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内憂外患

最近の新聞紙面を賑わす大事件が目白押しであります。
内憂は大阪特捜部の検事逮捕、信じられない事件であります。 以前紹介しました厚生労働省の村木局長の捜査を指揮した検事ですが、事件は検察の主だった証拠が裁判所によって採用されず、無罪が確定したところです。

内憂の二番目は地価下落です。 地下が全国の殆んどの地点で下落しており、日本の値段が安くなったことを示しています。
海外ファンドがかつては土地を買いあさりましたが、最近は地下が低下しても海外ファンドの土地仕入はないそうです。
海外からの買い手が無ければ国内の買い手のみで、国内で土地に投資する人がいないことから下落幅が大きくなったといえます。

大阪では都心部で商業ビルの空室率が最高を記録しているようで、一方では大阪市内のマンションの売れ行きが好調とのこと、大阪中心部からオフィスが減って住宅地に変わっていき、郊外がゴーストタウンになっている構図があります。
大阪で人口は横ばいである以上新しいマンションに住む人は大阪の住み替えの人が多いのではと想像できます。

外患は海保が中国漁船を拿捕したことに中国が国を挙げて反感を示していることです。 他国の海域に不法侵入した漁船に海保が臨検しようとして船を衝突させて逃走を計かり、拿捕されたことが許せないなど国際社会では考えられないことです。
中国の傲慢振りが目に付く事件で、アメリカのアーミテージ氏はアメリカの出方を中国が見るために起こした事件と評価し、週刊誌の見出しには『スパイ船』と書かれています。

外患の二番目は円高の問題、貿易黒字国の日本が為替に介入したことに国際社会が批判を繰り返していることです。 世界的に日本の産業を壊滅的打撃に追い込み体のではと疑いたくなります。

このような状況で政権が安定しないのは国のありようとして好ましくないのは当然のことと思います。

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企業の国際化

日本電産は日本で有数のモーター会社で、創業者の永守社長は立志伝中の人です。 数ヶ月前に日本の法人税の高さにたいして不快感を示した記事が掲載されていました。

今朝の日経には円高を背景に日本電産が米電機大手エマソン・エレクトリックのモーター事業部門を買収する記事が出ていました。

買収額は600~700億円と大型買収ではないのに一面掲載になっています。

おそらく日本の優良企業が円高、人件費高、内需低迷、高い法人税率に嫌気を指して国際化する象徴的なM&Aだからと思います。

同じ日経に「一人当たり人件費 製造業10年ぶり低水準」という記事が出ていました。 国内上場製造業1002社の集計では09年の従業員一人当たり人件費・労務費は前の期より5%少ない842万円だそうです。(福利厚生費などを含む)

日上場企業を含む08年平均給与所得は429万円でこれより相当高くなっています。 介護の現場にいますと平均給与429万円も高いという印象です。 製造業では比較になりません。 最近公務員の知人2名と年収の話をしていて二人とも1千万円を超えていました。 高い役職についているのでそんなものかと思いましたが、二人とも自らの年収が低いとこぼしていました。

日本も時間を掛けて賃金のリストラが進んでいくでしょうが、制度が絡むものは時間がかかり、企業は待てないので海外に出て行くのかなと思いました。

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東北ツーリング?

東北で文化の見学の宝庫といえば『遠野物語』で有名な岩手県遠野ではないでしょうか。

写真は伝承館に移設された曲屋のものです。 東北では農家が昔から農耕用に馬を飼っており、厩はL字型の建物の曲がった部分に設置され、土間を挟んで台所があります。

囲炉裏を囲んだ茶の間もあります。 この馬と農家の娘の恋物語など民話が多くあり、それを鈴木喜善氏が柳田國男に話したことから遠野物語が生まれたそうです。

座敷童の話などは私も知る有名な話で、山に囲まれ、行き来の少ない遠野に独自の文化や伝承が生まれたとのことです。

伝承館の道路を挟んで向かい側にお寺があり、その横を流れる小川には河童の生息が伝えられる河童淵があります。

当地のユースホステルは東北でも人気の場所で宿泊日に泊まっていた人は日本人4名とドイツ人カップルでした。 日本人は20歳代の大阪の女性ライダー、この人は予算200万円、7ヶ月の予定でユースホステルを利用しながら日本全国を2500ccのオートバイで廻っておられ、3ヶ月にして東北周遊に至ったそうです。 1日の予算1万円、宿は1泊4000円程度、後は昼食代とガソリン代等予算内で収まる計画です。

すごい!と思いましたが、若い人の転職はままあることで、200万円の貯蓄は貯蓄が可能な金額、毎日ユースの同宿者やペアレントと話が出来て楽しいですと仰っていました。

他の2人の日本人は九州から長期休暇をとってオートバイでやってきた40歳ぐらいの男性、15日の予定で東北を廻っているハーレイ ダビットソンに乗る70歳前の人です。
皆、少ない小遣いをやりくりしながら楽しいツーリングをされています。 私も70歳までオートバイの一人旅ができればと思いました。

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東北ツーリング?

バイクのツーリングで人No.1は北海道、広大な牧草地や平原は北海道ならではの景色です。

比べれば東北は地味で人気もいまいちですが、今回東北に行って北海道に匹敵する魅力ある場所と思いました。

東北は山と平野が混在し、ヤマハ写真のような美しい樹林帯です。 どのように美しいかというと広葉樹が多く、緑の色にバリエーションがあり、視野に緑があふれます。
また図木などと異なり枝が張り出すので場所によっては道路のアスファルトをのぞいてすべて緑ということがあります。

そのような緑のトンネルも素晴らしいですが、写真にあるように、雪の影響か下草が繁茂せず林の見通し、風通しがよく、5月という季節もあって爽やかです。

積雪地帯のわりに路面は整備されていて、オートバイの走行に問題がなく、4輪駆動車や暴走オートバイに出会いません。 東北の山岳地帯が自然が残るという意味で日本でも有数のエリアと思いました。
写真は釜石近郊の森林公園ですが、山岳地帯ではいたるところがこのような状況で、鹿に出会いました。

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東北ツーリング

5月30日の日曜日から6月5日の土曜日まで東北地方のツーリングに行ってきました。

1週間も贅沢な!と思われるかもしれませんが、宮城県にある農場見学に絡めてのツーリングです。

東北のツーリングは前から行きたかったのですが、その理由の一つが広いことです。 ちなみに一番広い岩手県は15千平方キロ、大阪府の約八倍の面積で人口はわずかです。

計画がまとまらず、コースも宿も決めずに『エイや!』で出発しました。 30日の朝6時に家を出て、近畿、名神、北陸と高速を乗り継いでサービスエリアで福島県にあるユースホステルに予約を入れました。 やれやれ、今夜は福島に向かい、泊まることができると思いました。

万一宿が取れなければ野宿のつもりでテントも持参していました。 野宿ならテン場(テントを張るところ)に深夜についてもかまいませんが、ユースは6時までに必着と言われました。 この瞬間から時間的制約と宿泊の安心が生まれます。

福島といえば会津、関西で山スキーをしていたら垂涎の的の山、磐梯山、安達太良山(アダタラヤマ)のみえるところに会津野ユースホステルがありました。 もう山スキーはやめましたが、やっていれば積雪期に必ず来るぞ!と思う山で、頂上から自由自在に滑走できます。

宿では70歳を前にした女性登山客と2人で食事、安達太良山に登ってこられたとのこと、単独行の山屋さんです。 今までスープラ乗っていたけど山道で腹をするので新車のインプレッサで来られました。
直前にリタイアされたそうで、家族の不安をものともせずに山に行きまくると仰っていました。

ペアレント(ユースホステルの経営者)は東京の人で大変知的な方、二人で夜に話していると初老の婦人が登場、この方はペアレントの母親で薬剤師、ここからドラッグストアの話で盛り上がりました。
近隣は田んぼだけでなんでこんなところにユースがと思いますが、夜半は蛙の大合唱でした。

翌日の宿をペアレントに聞きましたが、ユースのペアレントは他のユースの悪口は決して話さないそうです。 逆にどこが良いかということも「どこもいいですよ」になってしまいます。 仕方なく会津から北に向かった快走路を結んで行くと400キロ圏に大曲ユースがあり、そこに泊まることにしました。 裏磐梯の道路は広く路面よく、コーナーも快適(逆バンクや突然回転半径が変わるようなことが無い)で走りよく、ちょっと飛ばしてみようかな、と思った瞬間対向車線を白バイ2台、これは天の啓示と思いひたすらゆっくり走行しました。
後日、BMWに乗った定年リタイア直後の所沢ナンバーのおじさんが「昨日スピード違反で捕まった」と言っていましたが、東北の道が快適でいくら空いていても取り締まりはしているようです。

(次回に続く)

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