監査役BLOG

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生活

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節約

コーヒーのペーパーフィルターを買いに行きました。 一人暮らしなので1~2人用のフィルターです。 製品品質に差があると思ったことがないので低価格で評判のドンキホーテに行くと有名ブランド?のフィルター40枚入り124円(本体価格)でした。

他所も見てみようと思い100円均一の店にゆきました。 ドイツ製と表示された90枚入りが100円なのです。 開店前から人が並ぶドンキホーテは高額所得者の多い天王寺区では同じ商品なら区内の大抵のスーパーより安く、開店前から客が並びます。

同程度のもので単価が低いとはいえ二倍以上の価格差には驚きます。 食品ではどうかというと加工食品に関してドンキホーテは安く、牛乳・ヨーグルト・食パンなどはより安い価格を見たことがありません。

果物や野菜、肉はというと業務スーパーが安い価格で販売されています。 その中でも極めつけに安い野菜は中国産が多いです。 加工食品、特に冷凍食品などは中国産・韓国産が圧倒的に多く、野菜同様不安があり買わないようにしています。

私がここまで価格にこだわるのは節約のためもありますが、価値観でしょうか。 節約という点ではエアコンや照明はなるべく使わないようにしています。 もともと暑がりで酷暑の時にはエアコンをつけたままで、わざわざ吹き出し口の下に椅子を持って行ってそこで涼んでいました。 しかし加齢とともに冷気を浴びることで気分が悪くなるので最近はエアコン設定温度も29℃にしています。

私のように節約を心掛ける人がいて、節約できたものを金額換算してそんなに大きな金額にならないことに驚いたことがあります。 それでも節約を心掛けるのは価値観でしょうか。

ちなみに私の節約は次の通りです。
・靴:毎日変えて履く。修理できるものは修理する。  購入するのは年間1足程度。
・スーツ:特に気を付けることはないですが、体型を崩さないようにして長く着ます。 流行のものは買わず、気に入ったもので高額の売れ残り商品が多いと思います。
・飲み物:ペットボトルにお茶を詰めています。
・移動:基本的に自転車で行います。以前は30㎞/日、今は10㎞/日程度です。
・風呂:シャワーで済ます。ただし、夏は2回はシャワーを浴びます。
・本:ほとんど図書館で借ります。

逆に無駄なものは次の通りです。
・タバコ:どうしても禁煙できません。
・オートバイ:あまり乗りませんが意外にお金がかかります。
・住居費:家で仕事をするので14階建てマンションの最上階で84㎡のところに一人で住んでいます。

あまり神経質になっても窮屈ですが、金銭的な節約を思うのであればお金を使わないことだと思いました。 結局お金を使わなければ究極の節約方法、ちょっとお腹が空いても我慢できるなら外食しないことで支出は抑えられますし、ダイエットに繋がります。

幸か不幸か食材費を節約したおかげて自分の作る食事がまずく、減量に成功しました。

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[生活]

葬式

大分県の中核都市に住む叔母がなくなり、葬儀の案内が従兄弟経由できました。 私の父(故人)は男6人兄弟で父のすぐ上の兄嫁、享年89歳とのことでした。 父の6人の兄弟、叔父たちも一人を除いて他界し、私は故人となった叔母と話をしたりお会いした記憶がありません。

しかし数少ない親類であり、お参りすることにしました。 道中が長いのでお参りする従兄弟と京都在住の叔母と同行することにしました。

従兄弟は父の実家のお寺をついで僧侶となり、行の新幹線の中で宗教の話題で盛り上がりました。 自らは無宗教と思っていますが、家として宗教に縁の深い家に生まれ、子供のころから法事など熱心な家でした。

何回忌という法事で家に貼っていた紙には50回忌、100回忌、150回忌・・・・というのがその日付とともに貼ってありました。 それは当時のステータスであったのでしょうが、そもそも100年前に故人となった祖先のことなどだれも会ったこともなく、どのような人であったのかうわさすらありません。 しかし私の知らない親戚がぞろぞろやってきてお参りしてゆかれます。 そうすることで自らの往生が担保されるという考えがあったように思います。

従兄弟の話に戻り、宗教、特に仏教は本来の意味で今後も残るか?という質問に対し「残る」と答えたことが印象的でした。 従兄弟もいろいろな場所で宗教活動をしており、その手ごたえを感じているのでしょう。

斎場について、見渡すと一人として知っている人はいません。 故人ですら面識の記憶がないのですから当然でしょうが、故人は華道の大家であられたそうでわたしでも名前の知っている家元の供花があり、何百人と聞いていたお弟子さんもそれらしき人は数人、地方にあっても葬儀は都会と変わらず簡素なものになってきたのかと実感しました。

故人は台湾で生まれ育ち、当時戦闘機のパイロットであった叔父と台湾で結婚して終戦後、九州に住まれたそうです。 帰りの新幹線では親族の消息が叔母を中心としてなされ、叔母は現在の北朝鮮で生まれ育ち、終戦後結婚して京都に住まわれたそうですが、戦争の悲惨さや当時の政治家の無責任さを話題にされました。 政治の話をするような人では中かったのですが、反戦を盛んに私に訴えられたのが印象的でした。

一方親族の話題については従兄弟が解説してくれましたが、不明な点が多く「わからへん、聞いてへん」の連発で誰が何を言ったとか、誰は皆からどのように思われていたか等仕事は何か、とか具体的な話はあまり出てきませんでした。 仮に悪い話を暴露すると親戚はたまにしか会いませんからその話を何度もされてしまうことになるので親戚間では内輪の話はご法度なのでしょうか。

経済的な関係や情報の共有もないのであればもはや日本の文化は親類縁者の関係を意味の無いものとしているのでしょうか?

従兄弟は宗教は今後も残ると言いますがまさか100回忌を文化として復活させるような方法で仏教なりが残り、過去の風習を温存するとは思えません。 自分の終末を思い描くとどこかの施設か行政の人かが私の死体を運んでゆき、遺体を焼いておしまいという気がします。

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高齢者

日本経済新聞の朝刊に高齢者にかかわる記事が3件出ていました。

『糖尿対策、ホテル合宿で』は厚生労働省が糖尿病の疑いがある人向けにホテルや旅館で運動や食事の保健指導が受けられるプログラムを作るというものです。 糖尿病そのものはタイトルの高齢者と限定されるものではありませんが、高齢者介護の仕事をしていますと高齢者に多くみられる疾患であると思います。

国政の意図は『観光産業の活性化につながる』とのことで、成長戦略の一環だそうです。 厚生労働省がやることだからその意図が介護費用や医療費の削減、高齢になっても働ける期間を延ばす労働力確保や年金支給の減少(年金支給年齢でも働き続けることができれば所得水準によっては年金支給が減額されます)の一石3鳥を狙ったものかと思いました。 どちらにしても良いことですが、合宿しなくても本やDVDを作成して啓蒙活動をすればよいのでは、と思いました。

国政レベルで求められる施策ですが、当の個人に振り返れば健康維持のためにもしくは糖尿病予防のためになるのであれば好ましいことだと思います。 比較的若い人が糖尿病で両足切断し、電動車椅子で生活されていましたが、大変不自由な様子でした。

私が血管の異常を診断され、脳梗塞などのリスクがあると診断されたその日に禁煙し、禁煙の苦痛は全くありませんでした。 その後、血管の異常は脳梗塞へのリスクと関係ないことがわかり、またその日からためらいなく喫煙が始まりました。

人は死の恐怖に触れた途端、大抵のことができると思った瞬間でした。 それを優秀な人材がそろう厚労省で健康維持や高齢者特定疾患予防のガイダンスDVDを作成し、日本経済新聞で宣伝すれば結構売れると思うのですが。

二番目の記事は高齢者の定義を70歳以上にするという基準策定のものですが、『選択する未来』委員会が提唱しています。 話題の発端は生産年齢人口の定義にあり、現行の15~64歳を15~70歳にしようとするものです。 こちらは70歳まで働いてはということのようです。

三番目の記事は銀行・証券が医療・介護などの保険販売が好調という記事です。 加入対象は比較的若い人が多いそうですが、現行の医療・介護保険制度に上乗せするものだそうです。

これらの記事を総合すれば国は労働力が不足し、年金の原資も足らなくなり、医療・介護保険の財政支出もできれば減らしたいから70歳まで働いて、もしくは年金がもらえないかもしれないから働かざるを得ない人が出てきて、働けるように健康維持に努めなさいということです。 もう少し突っ込めば医療・介護保険制度は破たんを避けるために自己負担も増加しますよ、『だったら老人よ、健康維持に努めよ』になります。 言い方はともかく悪いことではありません。

個人に振り返ってみると致し方ない財政上の理由に納得するかどうはさておき、誰しも健康でいたい、70歳まで働きたいかどうかは意見が分かれる所でしょう。 しかし高齢者の入り口にさしかかった私としては国はどうしたいのかはっきり言え、国の制度で将来老人の健康維持は担保しないよ、と言ってほしいところで、疾病予防プロクラムが成長戦略目的では白けてしまいます。

個人的には平均程度の税金も払って来たし、若い収入の少ない時に年金積立も行って来たし、人一倍働いてきたつもりです。 幸い健康に恵まれ、最近の生活習慣も節制を重ねています。 それだけに70歳まで働くことを良しとはしないのですが。

 

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内省

毎日の仕事は情報の収集から始まります。 報告書を読んだり、今日や今週や今月や今年ののスケジュール、課題を確認したり、それからやるべきことをメモに書き、優先順位を決めて仕事に取り掛かります。

やるべき課題メモは必ず鉛筆で書き、達成すれば赤鉛筆で消す、実際の活動内容は手帳にボールペンで書きます。 私の使っている手帳はB5版で1週間が見開きになっているものです。 左のページは日にちごとに区切りがあり、スケジュールをかくようにし、結果は罫線だけの右ページに書きます。 1週間のスケジュールは書ききれないほど入れません。 せいぜい1日4件まで、大した結果でなければ1行で終わります。 コメントが書けないような面談はできるだけ避けます。 たとえば仕入れ先から面談したいと言って来た時に目的を聞きます。 単に表敬訪問なら断れる限り断るようにしています。 もちろん最初の1回はお会いし、また会いたいと思われる人なら表敬訪問を受けることもあります。

経営者は忙しいと思っている人が多いようですが、私に限り時間に追われるような忙しさはありません。 逆に誰かと面談するときは何かテーマをもって面談します。

このような生活を続けていると気持ちが前向きでなくなってきたり、判断を求められた時に即断できなくなったり、誤った判断をしたり、善悪で言えば邪悪な考えが浮かんだり、気持ちの整理が必要になってきます。

現場に近い仕事をしていた頃は同僚と酒を飲んで愚痴を言ったり、スポーツで汗をかいたりして忘れることができました。 しかし今はそうは行きません。 もともとお酒はあまり飲めませんし、職員と愚痴の言い合いをすれば何を言われるか解りません。 汗をかいて忘れられる年齢も過ぎました。

そこでA4のコピーを失敗した裏紙に鉛筆で最近の発言や決めたこと、聞いたことを書き出し、何で引っかかっているのか書いてゆきます。 時間を巻き戻し、現在まで思い返す中で思い返せば手を抜いていたこと、言わなくともよいことを言ったことなどを見直します。 自分の行動ながらおかしいこともしています。 それを指摘してもらえることもあります。 しかし、おかしい行為が必ず悪い結果を生むわけではありません。 おかしいと感じるのはそのおかしい行為をした時と今と考え方が変わってきているから、その時の考えではおかしくないのです。

それはちょっとした情報の不足であったり、気が回らなかったり、もちろん結果が思わしくない場合が多ですし、おやっと思うこと自体悪い結果の原因追及で出てくることですから。

このように書き綴ってどうするかというと何もしません。 書くことで内省できたわけです。 何度も書いていて同じようなおやっと思うことが出てきます。 それは自分の欠点であったり、すぐには解決できないことにいら立っていたり、つまりは内省になっている瞬間です。

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ダイエット

写真のようなマッチョな肉体は求めるべくもありませんが、ダイエットを心掛けています。 ダイエットに関する情報は巷にあふれ、何が良いのか見当がつきませんが、摂取カロリーを減らして消費カロリーを増やすことに尽きると思っています。

そこで比較的カロリーの低い生野菜を食べることにしようと考えました。 旬の野菜ということでキャベツ、ニンジン、トマト(今や何が旬なのか野菜売り場の季節感は乏しいですが)など安い野菜を買って食べることにしました。

以前キャベツだけを夕食に食べたことがありました。 まだ寒い季節、寝ようとすると寒くて眠ることができません。 後で調べると大抵の野菜には体を冷やす効果があるとのこと、逆にショウガなどは体を温めるそうです。

少し暖かくなったので体が冷えて眠ることができないということはありませんでした。 三食ともに野菜だけでは口がさびしいので一食は普通に食べることにし、お腹が空けば牛乳を飲むことにしました。

しばらくすると腹囲が減ったのかスーツのズボンががばがばになってきました。 体重は1㎏減った程度です。 やり始めて1週間程度なので大きく減少するのはこれからだと思います。

私は便秘がちで、こちらの対策としては『じゅうやく』を飲むことにしました。 これはどくだみの煎じたものですが、便秘が解消するとともに荒れていた肌がましになりました。

後は運動ですが、万歩計をもって毎日1万歩をめどに歩くようにしています。 さらに自転車で毎日10㎞走ることにしています。 後は筋トレにストレッチと言いたいところですが、こちらは苦痛を伴い思うようにはかどりません。

この30年大きく体型は変わっていませんが、体重は3㎏程度増えています。 当時太ももの筋肉は発達していてズボンの生地が伸びてしまいましたが、今は足も細くなったので体重が変わらないのであれば脂肪分は増加したと思います。 精度の保証ありませんが30年前の体脂肪率は12%、現在は倍の24%、しかしこの体脂肪率の人の免疫抵抗力は一番あると聞いたことがあります。 そのせいか風邪をひくことがありません。

そもそもダイエットへの挑戦は中性脂肪が高く継続して飲んでいる薬をやめたいと思ったからです。 この薬は善玉、悪玉コレステロールを減らす効果があり、善玉コレステロールの値が低いので薬より運動と食事で体を整えようと考えたからです。

生のキャベツをかじっていると昆虫や草食動物になった気分です。 「肉も食べないといけないよ」とアドバイスをもらいます。 しかし公言するほどに徹底してやっているわけではなく、肉もたまには食べていますし心配していません。 それより原料のスピードの遅さに嫌気がさしています。 そういえば昆虫も動物園でキャベツを食べる草食動物もキャベツを食べてがりがりに痩せて餓死した話は聞いたことがありません。 キャベツも思いのほかカロリーがあるのでしょうね。

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自転車

健康診断で中性脂肪が高い結果を示し、治療薬を飲んていますが薬を飲むのはあまり好きではありません。 中性脂肪が高いだけでなく無呼吸症候群の疑いもあり、体重を落とすべく努力しています。

たとえばキャベツだけ食べて晩御飯にするとか、毎日でなければ可能です。 極力控えるのは炭水化物、そして運動ということになります。 ただ体重を落とすだけでは別の障害が出るのである程度食べて運動してとのことでした。

万歩計を買い、一万歩/日と自転車10㎞を日課にしています。 4月から始め、自転車走行が不足気味なので日曜日に神戸まで行ってきました。 目指すは三宮、34㎞走行地点で折り返し、その日は70㎞を走行しました。 帰宅後体重計に乗ると体重が増えていました。 毎日これくらいの負荷をかけないと運動も足りて、体重も落ちて、さらに就寝時の無呼吸も改善しないかと思いました。

何事も継続、その後もできる限り歩き歩数を伸ばしています。 60歳を超えましたが頑張れば自転車で毎日100㎞走ることはできるようになるでしょう。 ただしそうなっても一日の歩数を3万歩にすると疲れてしまいます。いろいろな種類の運動を繰り返すことが減量して健康になる秘訣だと思います。 しかし歳をとると疲労回復が遅く、反復運動の程度を見極めるのが難しく、結果的に三日坊主になります。 しかしそこをうまく乗り越えないと体力増強に繋がりません。 おそらく高齢者の体力増強にはやり方の工夫があって、うまくやらなければ体力増強に繋がらないということがわかりました。

しかし頭でっかちになるよりか当たって砕けろで、これからも自転車や徒歩を続けてゆきたいと思います。 私の続ける秘訣は言ってみたいところを探すことです。 神戸は好きな街、行ってみたいところはたくさんあって、これから目的を探して自転車で毎週行ってみようと思います。

かつて山登りを趣味にしていた時も行ってみたいと思う山があったので辛い時でも山に入りました。 我々高齢者にとって目標管理は大変大事なことに思えます。 自らの健康より行ってみたいという目標が大事に思います。

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お金の使い方

 

新聞に大阪弁の解説が掲載されていました。 その中で『しぶちん』と『けち』は違うと書かれていました。 60年大阪に生まれ暮らして、その違いが解りません。 『しぶちん』のほうが非難がましさがないように思います。

私はお金の使い方は地味で、『しぶちん』だと思います。 お酒は飲みませんし、服装に贅を凝らすこともありません。 美食家でもありません。

 

 

たまに気が向けば趣味のもので高額のものを買うことがあります。 高額と言っても普段の支出基準からすれば高額で、同類の中で安い部類のものを買います。 たとえばオートバイ、かつて排気量1300ccの大型バイク新車を即金で買いましたが、このクラスで一番安いものでした。 希少性よりメンテナンス、燃費、扱いやすさで選んだからです。 今乗っている小型バイクは約20万円ほどの中古です。 気に入っているので傷が入っていても多少汚れていても気になりません。

いま来ているスーツで一番古いものは25年ほど前から着ているものです。 それで銀行に行ったら「オシャレですね」といわれ、逆に驚きました。

 

 

食品も国産で一番安いものを買うようにしています。 洗濯機や冷蔵庫、エアコンは引っ越し時に必要に駆られて高額のものを買いましたが、モデルチェンジ直前にメーカー希望価格の半値程度で買いました。 唯一タバコは全く無駄でかなりの支出になります。 おおよそ3日で2箱、かなりの額になります。 こんな生活をしているので大した所得はありませんが貯金は増えてゆきます。 お金は嫌いではないので増えることに喜びがありますが、なぜか残高は大きく増えません。 昔占い師に「お前は死ぬまでお金に困らない、しかし食うてちょん」と言われました。 お金は残せないタイプのようです。

 

 

それなら思い切って使えばよいようなものですが、普段から浪費する習慣がないのでなかなか思い切って使えません。 気に入ったスーツを見つけ、値札を見ると15万円、一度袖を通して買いません。 「ええい、買うぞ」と気合を入れて買うスーツの上限は5万円程度でしょうか。 その値段で皆が振り返るようなものを買ってしまいます。 これも『しぶちん』だからでしょう。 親譲りなのでしょう、両親も似ています。 学生の時に小遣いが足らなくて困っていると珍しく父親が財布から500円札を出して「こずかいをやろう」と言ったのを思い出します。 当時でも500円で買えるものは知れていました。 「いや、いいよ」と断ったのを覚えています。

元の話に戻って『しぶちん』の定義は個人的には『質素』としてほしいですね。 お金で買えるうれしさ、温かさはあるけれどお金の大きさに必ずしも比例しません。 しかし使うタイミングは大事で、ほしい時、ほしい物を買えるよう質素に貯蓄に励むことが『しぶちん』の真骨頂です。

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[生活]

節約

大阪の最低気温がずいぶん下がり、私の住んでいるマンションでも起床時の5時ごろでは10℃を下回っています。 体感として10℃は私の中で暖房を必要とする温度と勝手に決めています。 数年前から室温が10℃を切ると暖房を入れる生活をしてきました。

10℃と言うのは低いのではないかと思われるかもしれませんが、服を着込んでしのげる温度でしょうか。 子供のころ住んでいた家は古く、そして広いので土間のバケツの水が冷え込んだ朝は凍っていました。 その家を大規模にリフォームした時、隙間風がなくなり何と暖かい家になったものだと思いました。

その後マンションに住み、さらに暖かな環境になりました。 マンション住まいは結婚後で家族もいたので適当に暖房するようになりましたが、基本的に冬は炬燵とファンヒーターの生活で暖房費が気になったことはありません。

東京都知事選挙で原発廃止を掲げた細川元首相が桝添氏に敗れ、震災後の反原発の動きはなんだったのかと思うほど原発容認は復活しました。 私はもともと極端な原発反対派ではなく、海外で多くの原発が稼働している中でヒステリックになっても仕方ない、反原発の人が私と同じ水準で電気を節約するとも思えない気がします。

しかし、原発を稼働させるにしても廃止するにしてもエネルギー消費は抑えるべきで、照明をLEDに変えるとかサッシを二重にするとか、食べるもの着るものも節約すればよいのではと思います。 服を作るにも石油も電気も必要です。

日本経済はアベノミクス以降上向いたと言われていますが、たまたま日銀が国債を購入して円がドルやユーロに比べて下落し、輸出ドライブがかかったというだけのことです。

貿易赤字は新記録を更新しています。 デノミ脱却のため企業に賃金を上げろと政府は言い続けています。 程度の話はありますが、日本の平均所得が増加し、国内消費が増え、法人納税額や税率を倍増させる消費税により財政赤字が消えるという発想は一面的であります。

最近の新聞記事を見ていると日本の法人税率が国際比較で高く、日本の製造メーカーは海外生産比率を高めています。 30年前、輸入車は外車でしたが、最近は輸入の国産車がたくさんあります。 ただ単に日本に本社があるから海外生産されたものも国産車と言うことです。

トヨタの生産する車の多くは海外販売で海外生産が多く、税金の安い国にトヨタが本社を移転すればプリウスは立派な外車になります。

関西系企業と呼ばれる大企業は登記上の本社を大阪においていても本社機能は東京に置き、社員も東京のほうが多い、大相撲の上位力士は外国人で占められている、日本人の野球選手のトップは大リーグに移籍する、国際化の例はいくらでもありますが、日本の国が人にとっても企業にとっても暮らしよくなければ日本から人や企業がいなくなってしまいます。

結局はもともと節約志向である文化など日本の文化を守る政策を続けなければ国境をまたいだ人・モノ・金の流動化の差引はマイナスになってしまうでしょう。

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元旦の計

新年、おめでとうございます。 晦日は四天王寺にお参りに行き、人出の多さにびっくりしました。 前年の晦日にお参りに行ったときは中国人観光客が多く、境内では中国語が飛び交っていましたが、中国人に人気がなくなったのか昨晩は日本人が多かったように思います。

除夜の鐘をついたり、本堂に入れる順番待ちの長蛇の列が境内を取り巻いていたのは印象的でした。 午前零時、境内から見えるハルカスの窓に新年のメッセージが表れると歓声が上がっていました。
す個人的には昔から新年に特別の思い入れはなく、祝う気持ちは希薄でした。

しかし、晦日に恒例となったボクシングのタイトルマッチが今年は4試合行われ、一年が終わり、新しい一年が始まることを実感しました。 ボクシングファンにとってレベルの高い試合はTVで見ているだけでアドレナリンを実感できて、興奮状態になれます。 60歳を過ぎて尚、贔屓の選手のパンチが相手にヒットすると勝手に心拍数が上がってきます。

元旦は比較的暖かく、日の出は見られませんでしたが『一年の計は元旦にあり』を思い出し、いろいろ考えましたが今更新しい計が浮かぶわけでもなく、今年も誠実に仕事に取り組もうという思いがよぎりました。 誠実に仕事に取り組む生き方がいかにも地味で、わくわく感もありませんが、人としてそのように生きられることが幸せであるように思います。

今年も沢山の人に出会い、たくさんの人に自分の生き方・考え方を評価され、「あいつは地味だ、面白くないやつだ」と言われながらこの一年を過ごすことができればと思います。

私にとって地味な生き方はのんびり過ごすわけではなく、仕事の課題を考え抜き、自分ができることを一つずつ確実にこなすことです。 この一年もそのように過ごし、仕事でも人としても成果を上げることができまし。
たゆまぬ努力は高い精神性が求められ、地味であるだけに倦むこともありますが、基本に戻り、挫けそうになった時は目標を再確認して他人に求めずということでしょうか。

その姿勢を乱すものは怒りや憎しみ、私の周りにいる人がこれらの障害を乗り越え、孤独に耐えながら同じ心境で精進している人が何人かいます。 皆自分の子供の年代の30歳の職員ですが、弱音を吐かず、自慢せず、要領をかまさないで気が付いた時に大きな実績をあげている姿に感動し、心洗われる思いです。 60歳を過ぎてやっと気が付いた時、「おれには伸び代がある」と思うことにしました。

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時間管理

ドラッカーは経営の秘訣として一つのことに集中すると言っています。 集中すべきことが決まったら目標管理による時間管理を提唱しています。

日々の生活で何をするか、私は毎朝A4の紙1枚の半分にやるべきことを書きます。 小さなこと、仕事以外のことも書きます。 たとえば掃除をするとか、英会話の録音を聴くとか、散歩するとかです。

紙の半分には自分の行動について反省し、改めるべきことを書きます。 焦っているとか集中できていないとか、前日のできなかったこと、前々日、そのまた前の日にできなかったことを踏まえ、なぜなのかを考えます。

できなかったことの多くはやりたくないこと、例えば禁煙すると書いていて半日経ったら煙草を吸っているとか、やらねばならない、やめなければならないといった~ねばならないは実行されないことが私の場合多いようです。

禁煙で言えば、ホームドクターに肺検査のデータが悪いと脅され(実際は適正範囲でしたが)、その日に禁煙し、別にその後煙草を吸いたくなりませんでした。 何度も禁煙を失敗している私には不思議な体験でした。

このことから行動する要因を考えると~になりたいとか~でいたいという前向きのビジョンをもつとそれに沿って行動できるように思いました。

会社の増収増益を図れば職員の給料が上がり、社内を歩いていても厳しい視線を受けないとか、老後は健康な余生を送りたいから禁煙してみようとか、です。

逆は増収増益を図るために出費を抑える、人件費も抑える、そうしなければ環境変化で会社が破たんする、タバコを止めねば肺がんになるとか、です。

あまりうまく例示できませんでしたが、欠点を追求するか長所を伸ばそうとするのか、みたいな話と思います。
そういえばドラッカー氏は欠点を改めるのに大きな労力を使うな、そもそも欠点を長所に変えるのは至難の業である、長所を伸ばして一流になるほうが成功すると言っています。

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