監査役BLOG

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生活

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何歳まで働けるか?

 

中川昭一氏が突然死されました。 お悔やみ申し上げます。 享年56歳、私と同年です。 世界の政治家、首相、大統領、その他有名人に私と同じとしの方が沢山活躍されています。 近い年代の人は行動発言が目立ち、もう少し上の年代=60歳代は発言か目立ち、70歳代になるとなにやら裏でごそごそとやっている感じがします。

今参加しているセミナーの講師は正確な年齢は知りませんがおそらく80歳ぐらいの先生です。 話し方や話すスピードは年齢相応と思いますが、内容は我々凡人の及ばないもので、経験だけの話ではありません。

先日当社のケアマネがぼやいていましたは「○○さんはまたもめている、困ったもんだ」、「おいくつの方ですか?」、「56歳です」、同じ年です。

少し前に法事があり、従兄弟3人が集まりました。 3人とも男性で私より年上です。  一番年上といっても私より3歳上の人は小説を書かれているそうで、趣味がトライアスロン、ずいぶんハードな練習をされています。 次の人は2歳年上で、元々山に登るために信州大学というより信州大学山岳部に行った人で、頻度は少ないものの厳しい山行をされています。
私はというとたまの日曜にテニスを少し、通勤を自転車で月間400km、後はオートバイに乗るくらいで大した運動量ではありません。

体力を使う分野でこれですから、知的活動なら70歳代くらいまでプロとして十分通じるのではと思います。 幸せかどうかの話に戻り、私の場合10年サイクル、現職は11年、2サイクルで65歳までかなと最近思うようになりました。
体力が維持できるのであれば3サイクルの75歳まで現役で活動したいと思っています。 現職は45歳でスタート、1サイクルで55歳まで働き、75歳までの2サイクルか85歳までの3サイクルを趣味に費やそうと思ってきました。(3サイクル目は体力が殆んど必要とならないもの) 55~65歳も現職にとどまるのであれば何か変わらなくてはなりません。 具体的な仕事内容や新しい取り組みがあるとか、規模が大きく変わるとかです。

幸せかどうかの話題は変化した仕事に興味をもてるかどうかで、興味がわけばこんなことは何も考えず、そのまま10年が瞬く間に過ぎてしまいます。 そのような時間経過になるのであれば幸せだろうと思います。

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[生活]

禁煙

 

何度も禁煙に失敗し情けない思いをしましたが、医療保険で禁煙治療を受けられると聞き、受診しました。 ポイントは第一三共のチャンピックスという薬剤です。 スタート3日間は毎日500mg1錠、次の4日は毎日500mg2錠、2週目は毎日1000mg2錠というプログラムです。 その後も一定期間ごとに受診し、12週で完結します。

チャンピックスの効能は『ニコチン受容体部分作動薬』となっていて、ニコチンが体の作用に蓋をするというものである。 最初の1週間はタバコを吸ってくださいと言われたので毎日すっていますが、スカスカのタバコを吸っているような気分です。 だから我慢しようと思えば我慢できます。
一方副作用は胃腸障害だそうです。 今のところ私副作用は出ていません。 36年続いた喫煙を止めることが出来るかもしれません。

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[生活]

何をしたいか!

私は毎日習慣化したことをこなし、残りの時間でその日に行うことを決めます。
習慣化していることは、朝の自宅の掃除、薬局の掃除、日経新聞を読むこと、銀行に売上金を入金すること、週5~6回の会議への出席(各1時間程度)、月3回の異業種交流会に参加すること、ブログを書くことです。 通勤は出来る限り自転車、往復24kmで、500km/月を目標にしています。
日曜日はオートバイのツーリングかテニスです。 これだけのことをこなすとかなりの時間が消費されます。
習慣化することは継続しないと結果につながりませんので、中途半端であれば止めたほうがよいと思います。 他にも習慣化したいことはありますが、これ以上増やせば習慣化項目で一日が過ぎてしまいます。 習慣化項目の目的は夢を実現するためで、今の夢は会社を発展させることです。 それがなければ日経新聞なんか読みません。

会社をどのように発展させたいか、何度も考え直します。 そうでないと何のために日々努力しているか解らなくなります。 初めは1年後であったのが、5年後、10年後のことを考えていたりします。
一方現実はなかなか思い通りに進みません。 現場は努力しています。 成果は思考に比べて恐ろしくのろく、夢との落差に消沈する日々です。

『そんな先のことを考えなくともよいのでは?』と言う人もいます。 しかし10年後の夢やビジョンを明確に持っていないと目先の判断に迷いや狂いが生じます。 目先のことをぶれなく判断するには、出来るだけ長期のビジョンが必要になります。
例えば薬局の売上が落ちてきたとき、縮小均衡を考えるか、来局以外の仕事を取りに行くかの選択になります。 薬局の将来ビジョンがあれば判断は簡単で、ビジョンがなければ楽な方に傾くだけです。

10年後の社会について正確な予測は不可能です。 薬局に関して言えば、疾患が10年どころか100年後でも無くなるとは考えられませんし、治療の為の薬の存在がなくなることも考えられません。
しかし処方箋や院外調剤薬局の存続の可能性は10年で50%程度と思っています。

高齢者介護の事業も同様に無くなる事は想像しにくいですが、平均的な生存期間の中で要介護期間は確実に減少していくと思います。
また今後も高齢者人口が増加するものの高齢者の価値観、高齢者への考え方が変わるだけで介護ビジネスは著しく減少します。
例えば私が20歳代の時の労働法で定める定年は50歳、その後58歳になり、現在60歳、数年後に65歳となります。 社会保険労務士は『そのうち定年の概念がなくなるのでは』と言っています。

介護の現場で要介護認定の結果が軽ければ本人、家族共に不満を募らせている場合が多いです。 軽介護度であれば介護保険サービスの受けられる枠が小さくなるからです。
体調を崩して病院で診察を受け、重病と診断されて喜んでいるようなものです。

60~80歳の人の半分が就労し、それなりの所得を得るようになれば、その年代で要介護認定を受けた人の考え方として『私はまだ働ける』と悔しく思うでしょう。
実際にこの年代で沢山の人が働いておられます。 例えば農林漁業、税理士、設計士などの士業、清掃業、工事現場の誘導員、タクシードライバー等です。

60~80歳の就労率が上昇するとその次の世代は考え方を変えます。 私は56歳で次の世代となりますが、例えば70歳で資産収入以外で年収1000万円を稼ぐ人が現れると今の間に転職の道を探るようになります。
そして自分も80歳まで働こうと考えるようになると、健康に気を使い、体も頭も鍛えようとします。 私の年ぐらいから老人性疾患になる人が多いでしょうから健康診断結果を踏まえ、健康維持に一層努力すると思います。

話を本題に戻し、私がやりたいことはここのところで出来るビジネスです。 ミドルがやりがいのある第二の人生を託す職の提供とか、ミドルの生きがいとかです。
ビジネスとして考えてみるのですが、大変難しく思います。 世の中の価値観が変わらないと成立しないことを価値観が変わる前に想像しながら組み立てる作業になります。
最近数十年で革命的な技術革新が幾つかありました。 例えばパソコン、携帯電話、インターネット、光ファイバー等の普及です。 これらの技術革新で業務の効率化は飛躍的に進んだでしょうが、『生き方』といった根本的な価値観の変化に至っていません。

高齢者施設ではこれら技術を使った効率化が進んでいます。 認知が進んだ人が施設から脱出しないようなセキュリティとか、チーム介護の連携のために携帯メールが多用されるとかです。 介護の現場で要介護者の安全、快適は増すものの、要介護者の生甲斐にかかわる努力は払われず、無駄な努力と思われがちです。 人生の終焉を迎える人に『生甲斐』は難しい課題と思いますが、50歳代ではまだまた追求できると思います。

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[生活]

生き急ぎ2

プランター前

 何故生き急ぎするのか、いつも考えます。 日曜日に以前住んでいたマンションの知人とテニスをしました。 毎週土、日9時から2時間、私は最近日曜日だけおじゃましています。
 皆、仲良しでテニス半分、おしゃべり半分、私はうまい人のプレーを見て、自分のフォームやゲームの組み立てのどこに問題があるか考えています。   

 誰かに話しかけられると突っ込んだ話をしてしまいます。 仕事の問題点とか、その人の会社の景気対策とか、ゲームの合間にする話ではないですが、色々な業界の中堅が揃っていますので新聞より臨場感のある話を聞くことができます。
 そしてみんなの話に耳を傾けていると、バーゲンやレストランや映画、子供の就学・就職等自分にあまり興味のない話が多いです。 そして2時間のテニスが終わるとアクティブな人は釣りや外食や子供の付き合いなどに行かれます。
 私はテニスの後は会社で仕事に関係することで時間のかかる事をします。 テニスの仲間の会社やその人の生活は安定したシステムと平均化された価値観でまわっているように思います。
 それを作り変えるようなことはあまり考えず、多少の改善、工夫があるだけです。
 殆んどの人は勤め人か主婦で、多分保守的で、今の生活が居心地が良いのでしょう。
 私の場合、今より良い生活や人生の達成感を求める気持ちが強すぎて、色々とやってしまう、色々やっている人は沢山居ますが、やることが私の場合、違っているのだと思います。

 仕事のことだけで言えば当社は中小企業、何と言っても小さく、自らのシステムだけで安定して会社は存続しません。 中小企業だけにちょっとした改善や実験が成功すれば会社に大きく貢献できます。
 例えば調剤の薬品仕切り交渉を10年続け、やっと中堅薬局並みの仕切になりました。 そのため支払いサイトを1ヶ月短縮し、その資金を調達して最終利益の30%を積み増しできました。 大企業では考えられないことでしょうが、中小企業では可能です。

 次の仕切り交渉で同じ条件か、良くなるか、悪くなるかわかりません。 大手チェーンなら悪くなることはないでしょう。 小企業は不安定です。 では大企業にすればよいか、最近日本の大企業が低迷しています。 もちろん大変な努力はしているでしょうし、中小企業の平均よりは状態は良いと思います。
 中小企業ならではの強みを生かせば規模を大きくするより良い結果を生むだろうと思います。

 経済誌・業界雑誌で紹介される注目される中小企業は奇抜なことをやっています。 奇抜な経営者や従業員が居たからではなく、色々実験し、観察してそこに至っているようです。
 当社もそれを見つけるために実験を愚直に繰り返し、時として効率を無視したことをやっています。 経営に奇策なしといわれますが、一見奇策に見えても皆がやり出せば奇策ではなくなります。
 セブンイレブンが宅配を実験しているとか、コンビニが宅配すれば奇策に見えるでしょう。
 クロネコがはじめた手押し車での配送は驚きましたが、町工場や倉庫がクロネコの小さな物流拠点になっており、そこから自転車、手押し車が続々出てきます。 そのような配送基地がいたるところで見られます。

  大企業もやっているから中小企業はもっとやらねばと思います。

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[生活]

交通違反

注目
 免許更新の講習会に行ってきました。 ゴールド免許でないため、3年ごとで2時間の講習です。 以前講習で聞きそびれたのか、講師がいい加減だったのかわかりませんが、原付の二車線道路での右折が二段階右折に変わったのを見落としたので、捕まった事があります。 知らなかった上に表示もなく、頭にきて捕まえた若い警官に文句を言うと言い返してきます。(当然です) 言い返されて黙っているわけはありません。 声のトーンを上げて屁理屈をこねまくると年配の警官が出てきて「まあ、まあ、」、反則切符は切られませんでした。 若い警官に眼を飛ばし、帰りました。

 てなことがあり、今回は真剣に聞きました。 今年6月1日に道路交通法の大幅改正があり、驚きました。 以前の改正も含め気になったことを確認しましたので報告します。
 高齢者の人が運転するときに『もみじマーク』をつけますね。 オートバイの友達と話していて、「俺たちも70歳超えたらバイクに貼り付けるのか?」ということで盛り上がりました。 講師に聞くと、オートバイは張っても貼らなくても良いそうです。 ひとまず安心しました。 70歳を過ぎてオートバイに乗っている自信はありませんが、もし乗っていても貼りたくありませんね。

 私は以前ここでも紹介しましたが、自転車が好きな乗り物です。 一杯飲んで自転車で家に帰るのは今は地獄ですが、春秋は最高です。 自転車は道交法では軽車両、基本は車道を走り、酒酔い運転では100万円以下の罰金か5年以下の懲役となります。 ちなみに酒気帯び運転は注意で済まされるそうです。 いつも行く飲み屋で、「本西さん、今日自転車ですか? つかまってもうちで飲んでいたと言わないでくださいね。」必ず言われます。 私が泥酔して捕まったら、飲み屋の大将は莫大な罰金を払わねばなりません。
 自転車で酒酔い運転で捕まるなら、そのうち酒気帯び歩行、酒酔い歩行も他の歩行者の障害となるから逮捕という時代がくるかもしれませんね。

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[生活]

生き急ぎ!


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 「人の倍働く」といわれる人がいますが、1日がみな平等に24時間の持ち時間で、一般に8時間労働なら16時間働くことになります。 大手銀行員が始発近い電車で出勤し、終電近くの電車で帰宅、1日の睡眠時間が4時間などという話は聞いたことがあります。
 仕事を結果としての成果で言えば普通なら1ヶ月で仕上げる事業計画を1週間で仕上げるとか、私の愛読する北方謙三氏は雑事をこなしながら1ヶ月に3百枚書き上げるとか、生産性の話になってきます。

 仕事は早く、沢山こなすにかぎります。 もちろん質が問われる仕事も多くありますが、早く、沢山はそれぞれが要求される質を満たした上でのことです。

 職人の親方に日当3万円と2万円のクロス職人の違いを聞くと、3万円の職人は2倍以上クロスを張り、仕上がりが綺麗と言っていました。

 かつて何度か行った割烹店に大阪の有名料亭(先般問題を起こした店もその一つ)の板前さんがよく食事にこられます。 そしてその割烹店の板前さんは有名料亭にアルバイトに行くそうです。
 いわく、刺身など『スピードが命』、「今日の刺身は?」、「ひらめです」、「じゃ、ひらめください」といって刺身が出てくるまでの速さは神業です。

 経営者はどうか、1週間かかって事業計画をたて、半年後に計画を実行、1年後から単月黒字、その事業モデルは5年間黒字で1億円利益を残しました、というのと1年かけて事業計画をたて1年後に計画を実行し、以後10年間黒字で残した利益の総額は10億円、後者が優れていると思います。
 しかし、前者の計画を立てた経営者は毎週同様の計画をたて、同様に利益を残し続けることが出来れば前者の経営者のほうが上ではないでしょうか?

 仕事のスピードの速い人を見ていると必ずしもあくせくしていません。 ゆったり構えて、よく考え、考えたことを実行しています。 そしてその結果を手帳に記録しています。
 記録するとききっと色々考えておられるのでしょう。 その人と話をしているとこちらの話に次々質問されます。 質問は誰でもするようなもので、その人があやふやな話から問題の核心を言い当てるようなひらめきがあるわけではありません。
 そしてその人の話は、自分で考えたり思いついたりしたようなものではなく、誰かに聞いたり、自分が経験したことの話が多いです。
 つまり、本当に創造力のある人ではなく、人の話を沢山聞いて、思ったことを実行し、その結果を評価していると思います。

 我々凡人には凡人の生き方があり、凡人として人生を全うするためには目標を立て、休みなく活動を続け、知ったこと体験したことが陳腐化する前に何かを実行し、成果を積み上げる生き方、私は『生き急ぐ』ことと思っています。 

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つらい日々

シド
 たまに、職場に融和できない職員の方が居られます。 日々の業務ですらつらいようで、たまにへたり込まれるらしいです。 職場の同僚は業務量をこなせないその人に対して冷たい視線を浴びせているそうです。
 その人がそのような状態になったのは過去に傷つくことがあったからで、それを責めても仕方のないこと、しかし職場はチームプレーですから融和できない人がいるとチームが乱れます。

 責任者と話をしていて、責める人、責められる人両者にそれなりの責任があるにせよ、人を育てるのが企業の使命のひとつといわれればそのとおりです。 ではどのようにして融和を進めるかとなると、一緒に食事する程度しか策は出ず、見守り、声かけ、励まし、注意を丹念にやることになりました。

 見守り、声かけ、励まし、注意はするほうの人格が問われます。 私も問われる側の人間、神経が擦り減る日々です。
 元々自慢ではないけど自分の人格に自身などありません。 失言、思いつきを言ってすぐに翻す、など過去の失敗は山盛りです。
 よその経営者はどうしているのかと思います。

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うつ病?

ここ数ヶ月、仕事はほぼ順調に推移し、大きな問題も起こりませんでした。 いくつか課題であったことへの対応がまとまり、考えたとおり実行できれば懸案事項が解決します。

考えが纏まった直後、体調を崩して下痢になり、何もする気がなくなりました。 椅子に座っていることさえ辛く、金曜日の午後から帰宅しました。
帰宅しても気分は沈んだままで、何もする気になりません。 いつもなら朝5時に起きて掃除をしたりするのですが、帰宅後まどろんだのに朝は起きられず、土曜日も家にいました。
今まで下痢の後は気分が爽快でしたが、今回は気力が萎えたままです。 下痢は原因ではなく、気分の落ち込みの結果だと気づきました。
今日になって少し気分が回復し、会社に出てきて仕事を少ししました。
別に忙しくて、根を詰めた仕事をしたわけではありませんが、体がいろいろ拒否したのでしょう。

若いときにもそういう気分になったことはあり、数日我慢をすると回復しました。 そのときは日記に自分の心情を書いて気分転換を図ったように思います。

30歳代の頃、この状態になると胃痙攣を起しました。 これは辛く、なぜか胃痙攣の特効薬も効きません。
メンタルな理由で体調を崩すと、気分をリセットしないと体調も戻らないように思います。 これが慢性化すればうつ病なのか、と素人判断しています。
面白いのは気分転換の方法、旅行に行くとか、スポーツをするとかではだめで、2~3日の時間の経過がいつも必要なようです。
今回は久しく起こらなかったこと、歳をとってから起こったことで症状や回復期間が違うのかもしれません。
以前もそうでしたが、ストレスの原因が見当たらないことです。 ある日突然、訳も無く何をするのもいやになる、人の心は複雑で制御しにくいものだと思います。
数日で回復するから風邪を引いたようなものでしょうが、薬局に来られる心療内科の患者さんを見ていると『こじらしたら大変』と思います。
今まで気にしなかったのですが、直前に考えが纏まった事と関係があるのかもしれません。
同じような症状を持っている方が居られたらメールください。

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[生活]

写真の猫は我が家の家族で『シド』という名前です。 シャムネコと日本の猫と雑種と聞きましたが、毛並みはシャムのようで、足の短さは日本の猫なのかと思います。
目はブルーで、反射したときの網膜の色はルビーのような赤です。

飼い猫の動画を掲載した日本人のブログのアクセスが世界一というニュースを聞きました。
ニュースで紹介された映像はユーモラスで、成程と思い、シドを登場させました。

昨日、異業種交流会でホームページの制作を請け負っておられる方に話を聞くことができました。 その人は毎日ブログを3本は書き、月に数千件のアクセスがあるそうです。
私のブログは残念ながら10~30アクセス/日で、とても及びません。 その人のブログのアクセス数が何でそんなに多いのかわかりませんが、本人曰く書き続けることだそうです。
Web上でアクセスを競うなら当然人気の話題となり、私の書いている中小企業の経営者が日々何に悩み、何をしているかは一般受けしない情報だと思います。
ブログを書くのは私でも読んでもらいたいからで、その結果お客様が増える、優秀な人材が応募してくるなど実利を目指しています。

私が書きたいのは、医療・介護の将来像で、その中で当社が何をしたいか、そのビジョンを共有できる人に集まってもらうことです。
一番的確な介護・医療のビジョンは将来100年はなくならない業界といえるのではないでしょうか。

あまりに漠然として想像しにくいでしょうが、100年後に世の中から疾患で苦しむ患者や、要介護状態の人がなくならないと容易に想像できることです。

例えば自動車ですが、環境問題から電機メーカーが電気自動車を製造し、ヤマダ電機などで売るようになればトヨタや日産は消滅するかもしれません。

ここ100年でなくなった産業や職業は数多くあると思います。 私の趣味のオートバイなどは無くなるかも知れません。

医療・介護分野のマーケット規模は、厚労省の試算では年々拡大していきます。 金額規模では天文学的で、高い保険料を払い続けられるのかと思います。
だから健康で暮らせる期間を延ばすことが、本人にとっても国にとってもテーマになると思います。
日本経済新聞でも関係記事は日々掲載されており、私の記事もこの意味で『ねこ』の動画より政治、経済、人生といった観点でもう少しアクセスが増えないだろうかと思っています。
介護業界では要介護者が長生きして長期に介護サービスを受けることを目指しており、今後も延命という意味では日本の医療・介護は貢献し続けるでしょう。 しかし要介護者や患者本人が生き生き、楽しく暮らしているケースはかなり少ないように思います。

当社の薬局や介護の事業の延長線上にあるビジョンは事業を通じて疾患にならない、介護を必要としない世の中を目指し、最後のターミナルケアを事業の中心できればと思っています。

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前近代的な大会社

ある巨大上場企業の子会社の取引先は、親会社の管理システムを導入していると思われ、期間損益、部門損益、単品の損益など精緻な損益管理を行っているようです。
勿論部外者の私に内容は教えられることはありませんが、社員と話をしていると管理システムが透けて見えます。 だから通常の経営活動の中で、どの商品、どこの取引先、いつの期間で利益が出ているかどうか判るようです。
営業は、システムの裏をかかないと上司に成績のすべてが見通されて、言い訳のし様がなくなります。
そのシステムが完璧であれば、一番考えるべきは戦略の誤りがあるかの評価です。 戦略が誤っていてもかなりの成績を上げる営業がいるかもしれません。 それが詐欺まがいの販売方法であっても管理システムでは見抜けません。 勿論日報に『お客をだましてたくさん売りました。』と書けばばれるでしょうが。
通常戦略が誤っていれば、局地戦で勝てても戦線全体では負けてしまいます。
典型はベトナム戦争の米軍の敗北など、ビジネスの世界でもソニーと任天堂、かつてのトヨタと日産など戦略ミスは現場の営業がいくら頑張っても勝利を勝ち得ません。

国家官僚機構において、官僚が出した施策は絶対に覆らないというのがあります。 例えば水利目的でダムを建設することが40年前に決まりますと水利の必要がなくなったり、環境問題からダムの建設が意味を成さなくなっても自発的に取り消すことはしません。 農水省の有明湾の干拓事業なども典型だと思っています。

よく体質の古い会社が官僚的という言葉で批判されますが、一度下した決断は不退転といえば、先ほどの取引先の企業もこの体質になっているのかなと懸念します。 つまり戦略誤りは評価せず、すべて戦術ミスで片付けられるので、管理職は僅かの管理職手当で残業代無き長時間会議を強いられることになります。

今朝の日経に過労やストレスによる精神疾患の労災認定数と認定者の自殺者数が出ていました。
自殺以外に選択肢を持たない追い詰め方は凄惨です。 その点当社はその様な管理をしていません。

大企業は選択した事業分野でガリバーにならなければ生存できない宿命を負っているように思います。
短期的な利益追求ではトップに立つ必要はありませんが、長期に利益を囲い込むには独占が効果的と思われます。
TVゲーム機も前出の任天堂、ソニーの戦いのように二社が並存するとは考えにくく、セガサターンなどは早々に退場したのは記憶に新しいと思います。
中小企業で成功している会社は、ニッチで独占技術を持っている製造業者がよく話題になります。 当社のような地域テリトリーが明確な小売業も小さな地域の独占店になります。
そのための努力は必要ですが、オンリーワンの発想は必要ないかと思います。
昔は中小企業にひけ目や不安定さを感じ、出来ればいつかは上場企業と思っていましたが、儲からなくなれば止めればよい、オンリーワンでなければ供給責任から撤退しにくいということもありません。
従って、経営者は方針を頻繁に変更し、トレンドの波乗りをすればよいと思います。

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