監査役BLOG

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オス化する女性と草食系男子

日本経済新聞のシリーズ『低温世代の経済学』に仕事で活躍する女性がオス化するという記事が出ていました。なんとも衝撃的タイトルです。
会社で活躍する女性が顎にひげが生えてきたという記事で、深夜に及ぶ会議をこなしたりしているうちにホルモンバランスを崩したそうです。

当社は薬剤師や事務職、ケアマネージャーはすべて女性で職員の半分30名ほどが女性です。セクシーな人も居れば判断力を見ていると男では適わないような人もいますが、ひげが生えてきたという話は聞いていません。

既婚者は家庭に戻れば主婦で、あれだけ働いて家で主婦するのは負担が大きいのではと思い、就労時間が短時間の正社員制度を女性職員に認めたこともあります。

一方男性職員はほぼ営業職で非草食系を採用してきましたが、それでも時として見劣りすることがあります。
たとえは叱責、女性管理職は厳しい叱責をしますが男性管理職は別室で説得をしています。

オス化した女性だろうが草食系男子であろうが社会に会社に貢献すれば会社という組織としてとやかく言うことはありませんが、仕事が原因で家庭が崩壊したり、本人が悩んだりすることがあれば会社組織として手立てが必要となります。それも非常にデリケートな課題で、程度が重要な話になります。

本来の性が逆立ちするようなところまで自分を追い込み変身させるのが人間として歪と思ってしまいます。

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空気を読む

『空気を読む』という言葉を聴いたとき、中高年である私は古臭いことを言うと思いました。
その空気は時代と共に変わる部分もあるし、変わらない部分もあるから『水戸黄門』など人情もの時代劇は廃れないのかと思います。

ただし、最近の時代劇ドラマの脚本家は意図して『現代風』を装っているところもあり、時代考証を誤っていることよりもエンターティメントを重視しているか、過去の空気が現代の人に理解できないと考えているのかもしれません。

そもそも空気を読むのは何らかの評価、意見、価値観の表明に対してタイミング、多面的な視点を求めるものなのかと思いました。
過去の人の知恵は常識や良識という言葉に代表されるように「言っていいのか悪いのか、今言っていいのか」などというとき年寄りに効きます。 落語ではっつぁん、熊さんが家主のところに相談に行く話はおなじみです。

現代はというとものの考え方、視点が多様化したばかりにある価値基準で合意したことでも別の価値基準で、個別の事例を基にして、程度の問題と質の問題をチャンポンにしたて、個人の内面の問題と良識を混同して、過去に譲歩してもらったことを反故にして好き勝手を言うようになっています。
その時違法行為があったりすると密告が流行ります。 しかし違法とまで行かない行為の場合は裏で攻撃されます。

その問題がどうも大きいように思います。 法律を含め、考え方価値観が多様に過ぎて分かりにくい、したがって正しいのか誤っているのか、良識的かどうかなど本人に判断がつかないし、価値観、教養、知識が同レベルの人たちとのコミュニケーションでは新たな視点が生まれようがありません。

そうしたゆがみを直す為に多くの本が出版されていますが、出版されたものは多くの検証を受けていると思っていると思わぬ自己中意見が出ていたりします。

したがって本により生き方のヒントを得るには古典が良いのかもしれません。 時代こえて生きてきた知恵には分かりやすさは別にして敬服します。

最近知人とちょっとした取引をしましたが、こちらは十分譲歩しているのに譲歩はいくらでも引き出せると考えたのか後から後からいろいろなことを言ってきます。 いろいろ聞いてみるともともと評判の悪い人、説得を一部試みましたが聞く耳を持ちません。

そういう人には誰も諭す話をしないので改まることは無いでしょう。 しかしこれが大きな問題で頭にきてWebで公表すると大問題に発展しかねません。 Webを観察するものは皆評論家です。 Webがどれだけ社会秩序の整理に貢献しているか想像もつきませんが、カオスの世相にたいしてよく効く、早く効くが副作用の大きな薬に思えます。

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求人情報

労働市場の動向を知るために新聞の折込求人を見ています。 日曜日に折りこまれるもので、掲載される求人はその時の労働マーケットを繁栄します。

例えば派遣切りが問題になる前までは派遣会社の求人が主流で、個別企業の求人より派遣会社の求人が多かったように思います。

掲載求人業種の最近の傾向として介護、医療、飲食タクシー会社といったところでしょうか。

数年前にはパート職の時間給千円超が多かったように思いますが、今は800円が主流、一時期目に付いた700円台後半が少なくなっています。

正社員で医療・介護事務職の月給が14万円台というのは驚きです。

同時にハローワークもよくチェックします。 例えば大阪府で薬剤師の募集を検索します。 今年の年初346件、1月25日600件3週間で倍近くになっています。

当社は薬剤師の多数をハローワーク経由で採用していますが、ある人材紹介会社の営業に「ハローワークからの採用が多い」というと「今時そんな会社があるのですか!」といいました。
間髪をいれずお引取り願い、以後その会社の営業には会わないようにしています。
採用のミスマッチが話題になって久しいですが、ハローワークの職員や一人紹介すれば100万円弱のコミッションを取る紹介会社の職員が労働マーケットのことについて情報を把握しないといけないと思います。

ハローワークのインターネットサービスをよく見ればどこの県がもしくはどこの市が経済活動が盛んであるとか、どんな産業分野があるとかよく分かります。

営業で応募されてきて、離職期間の長い人に聞くと毎日ハローワークで求人検索されているそうです。 同時に新聞や経済紙を読み、ハローワークを検索するとポイントを絞ることができるのではないでしょうか。 応募者の中に思い込みでこられている人が居られ、自らミスマッチになっています。

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ジェネリック

医療費削減は待ったなしの課題です。 処方箋で調剤される医薬品は年間6~7兆円と言われ、国家財政の一般会計の1割強を占めています。
これを減らす方法として院外処方箋発行を制度化しました。 しかし医療の高度化や新薬の開発で薬剤費は増える一方です。

現在の削減切り札はジェネリックの推進です。 ジェネリックは特許切れの薬剤を後発メーカーが製造し、低い薬価で流通させるものです。

現場の薬剤師は製造方法が若干違うので、微量な不純物が副作用を生んだり、純度か高すぎて効き過ぎたりのリスクを考え、使いたがりません。

厚労省はポスターまで用意し、欧米では沢山使われていますとか安くなりますとか宣伝しています。

何千億円の話には多少のリスクは付いて廻ると思います。 しかし、安くなるとか、欧米を引き合いにする宣伝はいかにも発展途上国で日本医療の更新性を露呈していると思います。

財政の問題だと国政レベルできちっと訴える必要があると思います。

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白浜

 

白浜にツーリングに行ってきました。 高速道路一律1000円にあやかり、阪和自動車道岸和田泉インターから高速を利用しました。 メンバーは10名、平均年齢50歳ぐらいか、ジジ・ババツーリングクラブです。 私と同い年の人が2人いて最高齢です。

10台のバイクはバラエティに富んでいて、250万円もするBMW、ドッカティ(イタリア)、CB1300、バラデロ、ゼファー750、シャドー750(アメリカン)2台、X4、ビューエル(ハーレーダビットソン)、シェルパ(カワサキ)です。 シェルパを除けば750CC以上の大型バイクです。

域は道が比較的すいていて80~100km/hで風もなく快適走行でした。 刺身定食で昼食の後、円月島、三段壁等を見て長生の湯という温泉に浸かりました。 白浜中心部で大変渋滞していました。 3名が温泉に入らず、ここで別れて高速を使わず帰路に着きました。

我々は温泉を1時間で出て帰路に、ところが阪和自動車道18キロ渋滞、さらに阪和自動車道に入るとなんと24キロの渋滞です。
一部区間は完全に停車しましたが、あとはノロノロ走りました。 各車には無線機がつけてあり、バカ話をしながら走っていると海南で先に帰った組の無線を傍受、1時間遅れは渋滞の道で追いつきました。

高速道路が安くなるのはありがたいですが、大阪の人間がこの恩典を受けてくるまで出かけるとしたら和歌山が手ごろなところなのでしょうか。 2月の寒い時期に大型連休並みの24キロ渋滞には参りました。 観光地である白浜の三段壁はがらすきだったのにどこから車が湧いて出たのか不思議でした。

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就職難

 

新年おめでとうございます。 今年もブログをよろしくお読みください。
当社は介護の営業職など求人を出しています。 今日は発出勤、メールを開くと4件の応募が! 応募内容が文字化けしており、ソフトハウスの人に問い合わせしたらいたずら応募だということでした。
世間がこれだけ求職難の時に暇な人がいるものです。 おそらくまともに職についていない人でしょうね。

年始にハローワークに勤める人と話をしました。 なぜ求職難の時代に応募が無いのか?という話でした。 高校の新卒者は大変な就職難なので、就職希望者はまだまだ職が決まらない。 高卒を採用し、長い目で育ててみればよいのでは。 募集賃金は15~16万円とのことです。
早速店長に打診するとやめてほしいという返事でした。 なぜなら人を一から育てる余裕が無いというのが理由です。

私が高校を卒業した頃、就職した人に会うとスーツをきて一人前の社会人のように働いており、『社会に出ると違うな』と思いました。
今の高卒の社会人が我々から見て頼りないのか、そんなことがまったく無いのかなかなか判断できません。 結論としては傾向はあるものの本人次第ということでしょうね。

最近の日本経済新聞には大学新卒の就職難で無職卒業者が10万人、過去最高水準でロストジェネレーションを生んだ時期と同水準だそうです。
最近新卒の人が応募して来ましたが、年末に就職活動するということは就活時期の活動不足と思われます。 聞けば応募数は少なく、始めから就職をあきらめている感じがあります。 いずれ何とかなるだろう、は無いと思います。

大学新卒予定者に共通点がありました。 何か(趣味など)に没頭し、世間一般の常識の欠落です。 面接し、話を聞き、「そのような考えではどこに言っても採用されませんよ。 考えを変えないと」とハローワークのようなアドバイスをします。 余計なお世話と思いつつ。

これだけ就職難であっても世間にはいっぱい職があり、その気になれば就職できると思います。 職への希望・適正はあるでしょうが、少し妥協し、熱心に探せばかなり希望に沿ったものが見つかると思います。 そのためにちょっと自分を磨いてみてはと思います。

なぜ当社を応募しましたか?
大学の先生に就職した方がいいよといわれたからです。

「ふざけんな、この仕事に心血を注いでいる人間に失礼だろ、二十歳過ぎてそんなことしか言えないんだったら一生フリーターでもしていろ、フリーターがいやなら空き缶拾いだ」
決して言ってはいけない心のストレスを吐きました。 お許しください。

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政治

 

今政治が大きく動いていると思います。 日本経済がデフレスパイラルから抜け出せず、日銀が金融マーケットに資金を投入しています。 日銀が資金投入しても我々中小企業が日銀から借入れは出来ません。 金融機関がその資金を市中に貸し出し、借入れた企業は投資をし、商品やサービスが売れてます。

その結果、企業の収益やそこに働く人の所得が増え、商品やサービスが買われ、市場での購買意欲が上がります。 原料も商品もサービスも需要があるので価格が安定し、もしくは上昇(インフレーション)し、経済が活性化する構図はケインズ学派の教科書通りです。

乱暴に評価ですが、これの逆展開がデフレスパイラルで、最近円相場が対ドルレートで80円台に突入するにいたり、輸出は減速し、輸入品は価格が下がり、デフレに拍車がかかります。
GNPの減少に伴い税収は低下し、800兆円を超える国債の負担はさらに大きなものとなります。

最近話題となったのはガソリン税を存続して税収減少を食い止めるとか、事業仕分けとか、子供手当ての所得による給付制限とかです。 それ以外にもダムの建設中止とか金融モラトリアムとか話題は多いです。 しかしダム建設推進派に便乗したマスコミも沈静化しています。
最近は民主党のマニフェスト反故をマスコミは報道し、次は小沢幹事長の独裁振りを揶揄し始めました。

国家レベルで経済が破綻に瀕している状態では、危機意識を持つリーダー強いリーダーが必要で、独裁振りより自らの評価を意に介さない小沢幹事長の決断力に敬服します。 私は元々政治音痴で善悪の判断は出来ませんが、会社経営で危機的状況のときは強力なリーダーシップの発揮が必要で、私も当社が危機の時に強引なことをいくつもしてきました。

その時も感じたことですが、職員の多くが目先のことしか認識していません。 危機の本質的意味は責任をとるリーダー以外がなかなか認識出来ないことです。
その時リーダーの戦略が本質的な改善に向かわず、延命策に向かえば国も企業も亡びしかありません。 危機に直面したリーダーは血を流さねばならない判断が多く、批判され暴君といわれ、長い時間の経過の中で勇気ある決断が評価されます。

大きな話を書きましたが、当社においても事業展開すべく情報収集のために金融機関に問い合わせをしました。 介護ショップでも薬局でもどんどん潰れており、潰れたところを怪しげな業者が法外なコミッションを元に仲介します。

事業展開するときにそのような話に乗っていると大変なことになると思っています。 勿論仲介を受けて成功している事業者もいるのでしょうが。
そこでどこがそのような情報を握っているかと考え、都銀から情報収集しようと考えました。 都銀はどこもホームページを出しているので、近場の支店の法人営業部に電話してみました。 「どこの紹介ですか?」、「いえ、ホームページを見て電話しました」、「いきなり言われてもいろいろ調査しないとね、年末は忙しいから年明けに連絡しますよ」、「こちらの都合で申し訳ないですが、すぐに担当の方から電話してもらえますか?」、「・・・・」と気の無い返事です。

今都銀も貸出先に困っており、中小企業も顧客として認識しています。 そして先ほどの日銀の資金投入でお金が余っています。 多分本部から新規取引に慎重になるように指示が出ているのでしょう。 その都銀は良く言えば徹底的なやり方で有名なところです。
電話が無いので別の支店に電話してみました。 もう少し丁寧な対応で、電話する日時も言ってくれました。

介護ショップの営業項目で介護機器のレンタル事業がありますが、レンタル品の末端相場をレンタル卸に聞いてみました。 大阪を除き、殆んどの地域で下がっていないとのことです。
介護機器のレンタル事業の粗利率は高いように思うのですが、北海道で低価格戦略により競合相手を潰して規模拡大を図ったところがあり、挙句の果てに資金が廻らず事業縮小したそうです。
高齢者介護の事業は作業工数が多く、レンタル事業というよりサービス業になっているので、単純に他業界の粗利率を元に事業モデルを展開すると失敗するということです。

しかしいずれデフレスパイラルの影響は受けると思います。 なぜなら介護機器を製造しているメーカーの中には多大な利益を上げているところがあり、機器の製造ノウハウがそれほど参入障壁になっていないことです。
特許を検索すれば介護ベッドにかかわる特許はわずか、それを避けて介護ベッドを設計するのはたやすい事です。 次に卸では大きなコストが資産購入費、これは金利が低下しているので借入れでもリースでも小さい費用になっています。
消毒工場の家賃も工場に適した倉庫物件の家賃が下がっています。 作業員の賃金も高くありません。 配送費の中の燃料価格が円高で安定しています。 スケールメリットもあり、効率よく稼動している卸は高い利益を計上しています。

卸が儲かっているかどうか小売の立場では想像の域を出ませんが、低価格を武器に営業してくるところが少ないのが儲かっている証拠と思います。
時々卸の職員募集の賃金を調べますが、小売よりかなり高いです。

このように、国政や国家経済、金融政策が我々中小企業に影響を与えています。 経営者は危機の本質を見極め、大きな決断をなし、それに付き従う職員が多いところは確実に生き残れると思います。

 

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成長の瞬間

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 長年公式テニスをしています。 25年ぐらいでしょうか。 元々球技が得意でなく、さらに年々運動能力は低下していきます。 今2つのサークルに参加しており、どちらでも年齢ではトップ近くですが、負けず嫌いなので何とか勝とうとします。
 落ちる能力と獲得する能力の差がプラスなら努力の価値はあり、56歳は十分プラスです。 ただし、今までと同じ方法ではマイナスで、プラスになる方法を考えます。
 フォームの修正であったり、確率を高めるために素振りをする、休憩時間はイメージトレーニングする、ゲームの組み立てを考える、元テニス部に修正ポイントを教えてもらうなどです。
 思ってやれば上手く、強くなります。

 会社でも日々が仕事、日々が勉強、努力している人は何らかの成長が見られ、頭を使って努力する人はもう少し成長し、人を使って実績を残そうとする人はさらに成長しています。(人を使うというのは人の知恵をまねたり、教えてもらったりで、代わりに何かをしてもらうのではありません。)

 その人が成長しているとき、自分がテニスで上達しているときはえてして実績や戦績が落ちます。 本人は努力し、もだえ苦しんでいるのに能力が落ちるジレンマに落ちます。 そこを抜けて、上手い方法が見つかっても業績や戦績が上向くのはしばらく後で、伸びた能力はすこしであったりします。
 しかし良くなったところは次の改良を生むので、頭を使った努力を続けた人は時間の経過で大きく成長しています。

 それには大きな忍耐や必ず上手くなる、成長するという信念や、考える力、よしやろうというモチベーション、動員するものは沢山あります。 何かに打ち込んだことのある人はこれができることが多いように思います。

 中には器用な人がいて、テニスならはじめから上手い人がいます。 フォームがきれいで、強いショットが打てて、しかし器用ゆえに成長しない人もいます。 友人の一人で、初めてやったスポーツは何でもかなりこなします。
 例えばゴルフなら練習せずに初めてのラウンドで100ちょっとでまわったそうです。 いま50歳を幾つか過ぎ、何年もやっていてやっぱり100をたたいているそうです。

 もだえ苦しんでいる当社の社員に言いたい。 『もっと苦しめ!、そしてもっと頭を使え!』、会社の仕事は業績を目指さなくても良い、自己の成長を遂げれば勝手に成績がついてくる、今の力が判るものを残しておき、1年辛抱してそれを見たら『なんと幼稚なことをしていた』と思えるでしょう。
 その努力をしないで1年後に見ると、『去年は良かった』と思ってしまいます。

 私は手帳に自分の行動や感じたことを書いています。 その手帳が自分の部屋に11冊保管しています。
 見返したことはありませんが、いつか落ち込んだとき、もうだめだと思ったとき、1日掛けて読み直してみようと思います。

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ハイブリッドカー

最近省エネ製品がブームになっています。 国の施策が省エネまたは環境負荷の小さい商品をあおって経済振興の引き金にしようと助成金までつけてしまったからだと思います。 燃費が良いというだけで、まだ十分走る車を買い替えるのが環境負荷にとって良いのかと疑問に思います。

勿論、下取りされた車は国内外の中古車市場に流れるわけですから、要は新車が売れればよいということになります。

自動車修理会社の社長とこの話をしていて、「トヨタのハイブリットカーは定期的に電池交換が必要な上に、構造が複雑で動力部分はトヨタで無ければ修理できない。 部品はアッセンブリーで交換となり、部品単価も高い。 さらに実効燃費はガソリン車の燃費が良い車とあまり変わらない。」と言っていました。

言われていることのかなりの部分はそうだと思います。 省エネや環境負荷を考えるなら自転車はお勧めです。

公共交通機関が環境負荷が小さいかと言うと疑問を感じます。 JR新幹線の宣伝で『最も環境負荷が小さい』と宣伝していましたが、学研都市線の京橋の隣の踏み切りは通勤時間帯に開かずの踏切りで、多くの車がアイドリングしながら、人がいらいらしながら待っています。

地下鉄や市バスは運転手の賃金がべらぼうに高く、市民税を払うものとして乗る気がしません。(環境問題とは異なりますが)

したがって私は自転車を愛用し、タニタの体重・体脂肪計に乗ると体脂肪率17%、代謝年齢30歳(実年齢55歳)、体重が75㎏あり、お腹が出ていてほんとにそうなのかと思ってしまいます。
まあ病気もしないし、健康なので究極の環境負荷軽減と思っています。

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成功のきっかけ

ドラッカーの言葉に『自らの成長につながる最も効果的な方法は、自らの予期せぬ成功を見つけ、その予期せぬ成功を追及することである。ところが殆どの人が問題ばかりに気をとられ、成功の証を無視する。』というのがあります。
自分に振り返り、仕事で『予期せぬ成功をしたか?』はいつも疑問を感じる。 異業種交流会で会社の代表者と話をしていると『すごい!』と思ってしまい、しばらく落ち込んでしまいます。
当社は黒字で、自分が担当した最近10年間はほぼ増収増益、前半は年率130%の増収を達成しており、税理士は不況下にあり、中小企業でこれだけの成長性を示している企業は少ないとほめていただきます。
数字は事実で、成長要因はマーケットと職員の頑張りに尽きると評価しています。 職員が頑張れるのは経営者の力といえばそうかもしれませんが、自分の役割が会社の業績に大きく貢献しているとは思えませんし、当社の職員も考えていないと思います。
一方問題は挙げればきりが無く悩みの種ですが、業績の伸びを『私の経営努力の思わぬ成果』とすれば首記のドラッカーの言葉に嵌ってしまいます。

予期せぬ成功は成果を挙げるため、確信の持てない活動をだめもとでやり続けなければもたらされないと思います。
つまり、予期せぬ成功の影に予測された失敗の山があるわけで、失敗することに免疫のない人は可能性の低いチャレンジを繰り返せないでしょう。
ちなみに私の場合、成功の確率は10パーセントぐらいでしょうか。 効率化が絶対基準ならこんな確立の低いことは認められないでしょう。 いつかは成功すると信じて失敗の山を積み上げる事が出来るのは、失敗を引きづらないいい加減さ、が必要な気がします。 勿論失敗するだろうと思ってチャレンジするのは好ましくありません。

子供の時から訳の判らぬ事を出来ると信じて懸命にやった経験が生きているのかもしれません。 ちなみに私は地下室を作るため庭に大きな穴を掘ったり、廃材で家を建てようとしたり、最近では輪行車(分解できる自転車)で琵琶湖を一周しようとしてバテてしまい、苦労して帰宅したりです。
お金やチャンスが私にないという人がいるかもしれませんが、無くてもできることが一杯考えられます。 無いから考えられることもたくさんあります。 出来ない理由を考えるより出来る方法を考えると知恵がわいてきます。
会社にお金が無かったとき、通勤費を節約するため自転車で通勤し、役員報酬を0円にしたためバリカンを買って散髪代を浮かせたり、禁煙にチャレンジしたり、いろいろアイデアがありました。

55歳になった今でもチャレンジしたくなるところが自分の欠点なのかとよく思います。 その典型は大型バイクに乗ることで、わざわざ年取ってやることかと自分でもいやになります。

 

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