監査役BLOG

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社員総会

当社は毎年1回期末に社員全員が集い、社員総会を開催します。 翌期の方針を各部署の責任者が報告し、懇親会を開きます。

零細企業でありながら3事業に分かれて運営する中、社員相互の懇親もなく、いったいどんな会社に自分が勤めていて、どんな社員が居るのか、どのような方向なのかを職員の皆さんに知ってもらうために総会を行います。

アメリカの企業でこのような懇親会を行うのはよく報道されたり、映画でも登場します。
日本の企業でも懇親会は別にして行うところは多いようです。

大企業に勤める人は就職というより就社、職に就くより特定の会社に入社するという意味ですが、その会社に入社することが目的ですから入社段階で会社のことは熟知しておられる方が多いように思います。

当社のような零細企業に勤めるひとは自ずと就職で、ある種の職業、福祉用具専門相談員であったりケアマネージャーであったりの選択ありきになります。

介護保険制度は全国統一制度の元どこの事業所も同じ運営方針で同じように職務をこなすかというとそこに色濃く事業者の思いが滲む事になります。 それが弱者救済の情熱であったりお金儲けであったりで、経営者があるべき論を省みない時に末端ではコンプライアンスが問題になります。

そのような問題を避けるためにも当社は社員総会を開いています。

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人材

しぼむ「中流」というタイトルで、所得階層別世帯数の増減が日本経済新聞の記事になっていました。
中流とは年収どれくらいの所得層かと例示された階層を見ると、650~1500万円になっています。世帯所得なので1500万円と言っても3人の勤労者が居る世帯では平均500万円ということになります。

例示された階層は2~3割減少しているそうです。当然国内需要が減少し企業は海外に活路を開くことになります。

企業別の3月末決算数値が公表される中で大きく利益を出している企業が目立ちます。販売先の主軸を海外マーケットにおいている企業が快調かというとそうでもありません。高業績に支えられて投資や採用で改善が見られるかというとあまり改善していないようです。

しかし海外市場に軸足をおこうとする企業が出てきており、取締役過半数が外国人という会社も出てきました。

業績の良い日本板硝子は英ピルキントンという会社を買収し、国際化に向かおうとしたのですが、プロパー役員は海外進出に弱く、米科学大手の役員を社長にし、役員の過半数を外国人が占めるようになったそうです。

我々が働くようになった30年前ぐらいから総合商社でも海外勤務は嫌われるようになってきていました。帰国した時に良いポストにつけないことが主たる理由でした。

最近も海外勤務の人気がなく、日本企業で海外進出を目指すところは外国人が支配するようになるかもしれません。

当社は地域密着、国内マーケット向きで海外進出は話題になりにくいですが、可能なら海外に展開すべき事業も取り込み、外国人を雇用して国際化を図って行ければと思います。

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オーナー会議

あるフランチャイズ本部のオーナー会議なるものに出席してきました。
さすが大企業のプレゼンテーションは素晴らしく、ビジュアル面でも大変優れていました。
休憩を挟んで4時間、フランチャイジーの経営者が30人ばかり出席しました。

説明も素晴らしく、よくも悪くも内容の無い話をよどみなく、表現を変えて繰り返し、できるものと感心しました。

我々が欲しい内容は一部に抽象的におりまぜられていますが、おそらく5分で済むでしょう。 本部の会社は漏れ聞けば会議時間が長いらしいです。 弊社で一番長い会議は2時間(取締役会)です。
結果的に違うのは会議長い会社はプレゼンがうまく、全員が同じ話をすることができます。 いわゆる金太郎飴状態で、弊社は人により意見が異なります。

したがって会議で「えー!、そんな考えなの」ということが出てきてびっくりします。 どちらが良いかは業界により、業種により違いがあると思います。 どちらの方式がよく成長し、儲かるかわかりません。

基本的な考え方が違うと思っています。 弊社は個人個人の発想、意欲、工夫を生かそうと考えています。 十人十色、みんな考えが違うわけで、基本ベクトルはあわすものの仕事の仕方はばらばらです。
欠点はチームワークに難あり、長所は自己とに納得性があり、面白いアイデアが出てきます。

最近本部も当社も業績が停滞しており、残念ながら当社も長所を生かしきれていません。 打開策はいろいろ言われますが私は活動量と思っています。
会議をやるももよし、やらないもよし、考え行動を起こすしかない、そして実績を上げる以外に企業存続の道が無いと思っています。

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トップセールスの夢

当社介護の営業でトップを走る人と話をしていました。 おおらかに見えるその人も仕事のことでは思いつめるようで、仕事の夢を見るそうです。

介護の営業は高齢者で要介護の人に接する仕事、ケアマネージャーと利用者宅を訪問した夢を見たそうです。
ケアマネージャーが営業にこの人がキーパーソンですと水槽の中で泳ぐ魚を指差して紹介してくれたそうです。

営業は水槽の魚に向かって名刺を渡そうとしたのですがうまく行かないという夢です。

「それを他の営業に話して聞かせた?」
「ええ話しました。 そしてみんなに笑われました」

私はその話を聞いて怒りがこみ上げてきました。 私も夢を見ますし、仕事で悩み、何ヶ月も寝られないこともあります。 寝られない代わりに夢を見たわけで、本人はそこまで仕事に注力している証左の夢、それをろくな成績も上げられない営業が笑ったとしたら「もう仕事なんかやめてしまえ」と思います。

確かにユーモラスな夢です。 人の心の中は計り知れませんが、仕事が楽しくて仕方が無いときに見る夢とは思えませんでした。

救われるべきはその人が年々成長していることで、人が成長する時、自分の殻を破るときにいろいろな事が起こるのかと思いました。

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成果主義

 

当社の営業職は成果主義賃金制度を採用しています。 今まで営業職採用の面接で希望を聞くと・正しく評価されること、・評価に応じた収入が得られること、への希望が多く、自分自身の経験からも成果主義を好ましい制度と思っていました。
成果主義を前提とした運用は難しい側面があり、年功序列から成果主義に変更して失敗したケースの報告は多く、成果主義的給与制度を批判した高橋伸夫著『虚妄の成果主義』2004年版はベストセラーになったそうです。

『日本の不平等 格差社会の幻想と未来』日本経済新聞社 大竹文雄著2005年版を読むと興味深いことが「はしがき」に書かれていました。
・成果主義的賃金制度に変更しただけで労働意欲は高まらない
・制度変更と同時に能力開発の機会を増やし、仕事の範囲を明確にする
・人は年功的賃金を好む
以上が実態のようです。

私は以前20年間勤め人をしていて成果主義をよしと思ったわけですが、私自身勤め人として評価されませんでした。
私は事務職で、自分の成果を客観的に評価されたと思っていませんでした。 従っていつも評価に不満をもっていたのですが、事務職が評価されるには目立つ必要があると思いました。 そこで財形貯蓄の案内を総務が担当している損害保険の財形を増やそうと思い、利回り比較を行いました。
結果銀行系の財形は殆んど損保系に替わりましたが、経理部からは散々うらまれました。 一方損保の役員が総務部長にお礼の訪問をされたのですが、総務部長はこの件を評価しませんでした。

次に社内報に法律問題のレポートを書き、会社業務でリスク管理やコンプライアンスの意識が高まり、ハイリスクの仕事も取り組めるようになりました。 営業活動にも貢献できたはずですが、人事考課では「協調性が無い」と評価されました。

そんなわけでサラリーマン失格と思い退職したのですが、中小企業の経営者として11年経営に携わり、職員のいろいろな価値観に接してもサラリーマン時代の自分が自己中心主義であったと思いません。 ただ自分の価値観が会社人間としてもっとも適したものだとは思えません。

多様な価値観、考え方が干渉しあうのを最小限にできて組織はうまく機能していくと思います。 中心的な価値観は理念などに表徴されるような抽象的なもので、行動・方法は指示できても価値観は変えることができない、触れるべきでない領域かもしれません。

一方働く人の立場に立った時、いろいろな意味で柔軟な心をもっていないと変えるべき価値観、考え方のチャンスを失ってしまい、会社にとって自己中心的な存在に成ると思います。

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人の移動

 

今日の日本経済新聞に各都道府県の転入・転出人口が出ていました。  2008年、2009年共に転入が転出を上回ったのは埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、滋賀、2009年に転出超となったのは沖縄県だけです。
関西圏は概ね転出超が続いています。 人の移動は職を求めてのことで、全国的に求人が減る中で移動そのものも減少しているらしいです。
それゆえ過疎地では一貫して人口が減少しています。 人口の移動が求人数であるならそのうちさまよえる日本人が生まれるかもしれません。

求人数だけで言えば大阪府などは多いはずですし、当社も求人を出しているにもかかわらず応募が少ないです。 雇用条件も人の移動で大きな要素と思いますが、介護分野の賃金を関東と関西で比較した時に大差がありません。
物価の安い大阪のほうが実質賃金が高いと思うのですが。

国際間の人の移動については外国人労働者数562,818人です。 留学に来た学生がそのまま居つくケースが多いそうで、中国人が44%を占めるそうです。
日本の雇用条件や暮らしやすさが海外より良好であれば日本の人口は移住者により増加するでしょう。
おそらく日本の平均賃金、特に大企業は高く、海外から優秀な人が流入すれば日本人の高賃金の雇用機会は減少します。
国全体では人口が増加し、国力が増します。 一方で日本人の平均賃金は減少していくでしょう。 なぜなら世界の賃金を平均すればまだまだ日本は高いと思います。

前に務めていた会社でまったく役に立たないおじさんが年収1千万円弱に腹を立て、「なぜ俺の給料はこんなに安い」と怒っていました。
その人の会社貢献で言えばせいぜい年収100万円程度でしょうか。 日本は早く賃金制度を変更し、労働基準法を改正して解雇制限を撤廃し、出入国管理法を改正して日本国籍取得を容易にして人口を増加させ、教育制度を改革して百科事典みたいな知識詰め込みおりこうさんを高賃金職から引きずりおろさないと国が亡びるように思います。

薬局を経営していると薬剤師を雇用します。 知識偏重の職種で、この種のおりこうさんが幅を利かせています。 勿論、その中には薬剤師として優秀な人も沢山おられますが、辞典が白衣を着ているような人も沢山います。

薬学部の教育のあり方を変える必要があると思います。

外国人が活躍してよくなった分野は沢山あり、相撲や野球などスポーツの分野では顕著です。 薬局でもアフリカ系黒人やインド人が、ヘルパーは東南アジアの人が、ビジネスでは中国人やユダヤ人が活躍する国になっていけばと私は願っています。

なぜならそのほうが実力主義化徹底し、同属間の虐めの問題などなくなってしまう、人をいじめている暇があったら勉強するようになると思います。 勿論弊害もあるでしょうが、多様性を受け入れる文化、価値観を国レベルで浸透させれば日本は世界で特出した住みたい国になると思います。

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農場見学

 

昨日は、以前見学させていただいた水耕栽培の農場に行ってきました。 現在フランチャイズ展開を考えておられるようで、最近フランチャイズ契約をして農場を始められたところを見学に行ってきました。
この水耕栽培は世界からも注目されていて、アラブの王家からも問い合わせはきているそうです。 最初の海外展開はガーナと仰っていました。

目標は500農場以上で、今年中に100農場と考えておられるようです。 500農場がすべて葉菜栽培で、フル稼働が達成されても日本の需給関係に影響を与える量ではないそうです。
伊賀市の見学の帰り道、法隆寺の苺農家に行きました。 以前三田市の苺農家を見学に行きましたが、農場主のお師匠さんだそうです。

公務員を辞めて7年、苺のハウス栽培に専心されている方で、『あすかルビー』と『さちのか』を栽培されています。

『あすかルビー』のハウスに案内され、色づいた苺を見て感激しました。 世の中にこんな美しい色の果物があるのか、と思うほど美しく、味も『苺がこんなに美味しいのか』、と思うほどでした。
完熟した果物は美味しく、美しく、食べてしまうのがもったいないほどです。

これを高い値段で売れば儲かるのではと思いましたが、実際は1パック250円ほどでしか取引されません。 たまにスーパーで買う苺が500円ぐらいですが、それと比べれば1000円だって安いのではと思います。

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経営者の仕事

 

経営者の仕事は何か、もしくは経営者とは何か、といった議論は日常的にあまりされません。 P.ドラッカーはその著「未来企業」でリーダーシップは「神秘的なものではない。平凡で退屈なものである」と言っています。

運転手付の高級車に乗り、ロータリークラブや業界団体の会合に出席し、ゴルフに行き、それ以外の時間は社長室にこもっているとなると神秘的な立場になります。

私が前に勤めていた会社の経営者は私が見ても神秘的でした。 そして当の本人からすれば経営者という立場は勝ち取ったポジションで、維持すべきは会社でも従業員の生活でも業績でもなくポジションだったと思われます。

「平凡で退屈なもの」は実感するところで、個人の売り上げ目標やルーティンの作業も殆んどありません。 従って毎月の業績が上がればうれしいですが、その貢献は現場の職員のもので、自分には達成感として弱いものです。

ドラッカーはさらに「リーダーは仕事である」と言っています。 リーダー=経営者のポジションは権利でも特権でもないということでしょうか。

ではどのような仕事がリーダーの仕事か、ドラッカーは「組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し、確立することである。目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する者である。」と定義しています。

多くの企業や政治家の世界でそのリーダーの神秘性を溶くため、今日は何をしているといったスケジュールを開示しているところがあります。 私はこれはあまり意味が無いと思っています。
一番明らかにしなければならないのは経営についてどのように考えているかで、ドラッカーの組織の使命と同じと思います。

私が接待で高額の飲食費の出勤を批判した職員がいましたし、私が従業員の誰よりも就労日か多いのにまとめて休暇を取得したことを批判的に言った人もいました。 要は何をしているか知らないし知る由も無い、しかし知りえたことにとやかく言っているだけです。
私は税理士からなぜもっと接待費を使わないのか、と何度も言われました。 税理士は経営者の仕事が大変だと知っていて、対価として経費を使った飲食費の支出は当たり前と思っているようです。 私の非難をした人は、私の人格が休暇とり放題で、出勤すれば会社の金で飲み食いする経営者と思われていたのでしょう。

反省しきりです。 接待費を使わず、休暇もとらなければその批判は免れたのでしょうが、何をやろうとしているのか、何を考えているのかその浸透が図られなかったことに経営者としてリーダーとして片手落ちであったと思っています。

ビジョンを公言し、ビジョン通りに事業が進展すれば私の貢献が誰の目にも明らかになります。 その過程で交際費を使おうが休暇をとろうが批判的には受け取られないということでしょうか。
これは経営者の評判や保身で言っているのではなく、ドラッカーの言う仕事と思っています。

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社員第一主義

 

先日ケアマネージャーの採用が決まりました。 その方は当社の現職ケアマネージャーと知り合いで、知り合いがいつも楽しそうにしているので『良い職場』と思われたらしいです。
会社として、採用担当としてうれしい評価でした。 『お客様第一主義』、『お客様は神様』という考え方は今でも多いと思います。 またそういう視点は大切と思います。

しかし経営をしていて思うのは職員が生き生き見えたり、楽しそうに働いていたりするのが一番、いわば『社員第一主義』が大事と思っています。

私にとってお客様を大切にする姿勢は薬局で毎朝掃除をすることです。 当社の薬局の掃除は長い間杜撰でした。 OTC商品はうっすら埃をかぶり、売れ残っている商品の外装フィルムは不透明になっていて、買う人は気が悪いだろうと思いました。 勿論プロとして商品の説明能力も重要です。
しかし薬局に来て薬を求める時に床がざらついていたら少なくとも私はいやになります。

しかし薬局の床を掃除するのはお客様の為だけではありません。 働く者が清潔な環境で働けば仕事もきちっとする様になるだろうと期待しているからです。 汚い環境で仕事をすれば薬を間違う可能性も高まるだろうと思っています。

店の前も箒で掃きます。 店の前が信号で、そこでタバコのポイ捨てが多く、吸殻がたまっています。 一般的日本人が『タバコのポイ捨ては良くない』という程度の倫理観を持つようになりました。 30年ぐらいの東映のアクション映画を観ているとタバコを吸うシーンが多く、屋外であれば悪役も主役もみんなタバコをポイ捨てしています。

この店の前の吸殻を放置すると路上喫煙者はみんなここでタバコを捨てても罪悪感を感じないポイントになります。 そこで掃除を続けますが、吸殻の数は減ります。 日本人のというか人の倫理観なんて相対的なもので、人に言われて初めてそのふりをしている程度と思います。
だから公共広告機構やJTの喫煙マナーの広告が一定の価値を持つと思います。

ふりは大切で、かつて私がサラリーマンに嫌気が差していたとき、「サラリーマンのふりをすればよい」とアドバイスを受けました。 残念ながらそのふりはつづかなかって今がありますが、ふりが定着していれば私もサラリーマンを続けていたと思います。

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視点

 

会社のある職員の人と採用基準について話をしていました。
「同じ人の基準で人を採用していると同じような人が集まってきて、それは仕事がやりやすいのでしょうが人質に幅がなくなり、組織が硬直化しますよね。 かといって異質の人が組織で役割をになうのはいろいろな調整が必要になります。 上に立つ人はさまざまな価値観の人を使いこなせるだけの人間力を求められるでしょうね。」
「本西さんはその中でもこだわりを持つことがありますか?」
「ありますよ、嘘をつく人は困りますね。 薬剤師が誤薬を隠すとか、勤務時間中に仕事以外の本を読んでいるとか、無駄話をよくするとか。 世間話は職場の潤滑油なのでかまわないと思うのですが、私が部屋に入っていくとさっと止めるのは明らかに隠す行為、潤滑油の範囲と思っているのなら話し続ければよいわけです。」
「なるほど。 」ということで終わりました。 おそらく『会社に貢献しない人、出来の悪そうな人』が許せないという答えが期待されていたようです。

『会社に貢献しない人、出来の悪そうな人』は程度の差はあれ居られます。 私も世間の経営者から見れば『会社に貢献できない、出来の悪そうな経営者』かもしれません。 世間でよくマスコミに紹介される経営者、例えばユニクロの柳井社長、キャノンの御手洗会長、日産のゴーンCEO、そのほかカンブリア宮殿に登場する経営者は経営者として抜群の方々です。 社内でこれらの人と比較されても『ごめんなさい、私は無能です』としか言いようがありません。

職員の『会社に貢献しない人、出来の悪そうな人』の話に戻り、その人たちは向上心をもち、努力を怠らなく、『自分が今どの程度か』を知る人は成長し、会社に貢献するようになると信じています。
この逆の人、向上心がなく、努力も自分の関心事のみで自分がわかっていない人、つまり自分に嘘をついている人では無いでしょうか?
当然素直ではなく、私がわかったことをアドバイスしても非難としかとらないので、当然成長がありません。50歳くらいになり、このような状態で誰からも苦言を呈されなかった人はおそらく救いようがありません。

人はいくつになっても、どんなポジションになっても素直で向上心をもって努力する必要がり、怠ればどんどん腐った人間になると思います。 50歳を過ぎてその片鱗もうかがえない人、自分が趣味でやっていることが人間性向上に繋がっていると誤解している人は確実に寂しい人生を送ることになると思います。

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