監査役BLOG

会社を見る鳥の目

経営者の目線で、日々の思いやできごとを綴っていきます。

[社会]

製品のボーダレスヒット

かつてパナソニック、ソニー、トヨタなどが新製品を市場投入するのを世界同時発売とした。 製品の搬送、クレーム対応、保守体制の確立から考えれば世界同時発売は大変な労力が必要と思われます。

最近の例ではスマートフォンが年間4億台が世界の消費者に行き渡るそうです。 スマートフォンを上回るヒット商品が出回るとなれば4億台/年の出荷は0になります。

かつての商売では旧モデル品を求める人がいたりしたものですが、最近のハイテク製品はそうは行きません。
かつて日本の携帯市場を席巻したノキアは日本から撤退するそうです。 製品は簡単にコピーを製造できますし、ビジネスモデルも簡単にコピーできますが、コピーできないのは教育された職員だと思います。

中小企業は人材の強みで勝負すればよいと思います。 なぜか大企業はそのようにならないように思います。

コメントを残す

[他業界]

社労士とのぼやきあい

「御社で最近退職者が多いのは何か問題があるのですか?」
「問題は特に無いと思います。 ハートが弱いのだと思いますよ」
「何処の会社でも同じような話題がありますね。 最近の若い人は高額の報酬を求めない一方で、できるだけ早く帰ってプライベートの時間を大切にしたいようですよ」
「誰だってそうでしょうね、早く終われるように努力しているのでしょうか?」
「努力せずに定時で終わりたいということですね、それで退職者の対策として何か考えてていますか?」
「若年者就業の経済学という本を読み、労働マーケットの状態を勉強したり、ジョン ダンカン著の知性誕生という本を読んで価値観について考えたりしています」
「?」
「離職率を下げる対策の話になっていませんね、早く帰りたいのに帰れないのは事務作業の処理能力が低いことが原因しています。 事務処理能力は学業成績と相関関係が高いと思いますのでそういったテストをするのはどうかと思っています」
「なるほど、でも最近は応募者側がテスト慣れしていて正確診断テストでいい結果を出す人が多いようですね」
「ふりのうまい人は個別の問答で見破るしかありませんね、時間は掛かるけど」
「ハローワークがしっかりしてくれて、良い人材の供給源になってくれたらいいのですけど、ハローワークの人材そのものに問題を感じますよ」
「いや、ハローワークもひどいけど社会保険事務所はもっとひどいですよ。 てきぱきしているのはパートの人ですよ」

というような悪口を言ってました。 話のかみ合わないこと、それぞれの不満、人事労務の問題は汲めども尽きません。 日本の経済問題の原因はこの辺りあるような気がして仕方がありません。

コメントを残す

[他業界]

高齢者施設

当社のある天王寺区ではタワーマンションが林立し、タワーマンションまでいかなくても高層マンションが多くあります。

しかし隣の生野区にはタワーマンションはおろか高層マンションも殆んどありません。 天王寺区、生野区、東成区、中央区、浪速区、阿倍野区など大阪市の中心部ではタワーマンションや高層マンションが立地します。

これは交通インフラの整備と地価の問題化と思います。 中ノ島、北浜、天満、梅田、難波にはタワーマンションがあります。

今日は天王寺区にある「住宅型有料老人ホーム」を見学に行ってきました。 高齢者施設はタワーマンションや高層マンションの立地する地価の所にはできません。 一番小さい部屋で家賃が42,000円、管理費15,500円、水道光熱費10,500円、食費31,500円だそうです。
それ以外に身の回りの世話をしてもらうと課金されます。 生活保護の人も入居できるそうです。

コメントを残す

[他業界]

節電

地球温暖化で二酸化炭素排出規制が話題になり、京都議定書の目標値を達成することが長らく話題になっていましたが、東北の震災以降、原子力発電がにわかに問題になり、話題の中心は節電になりました。

環境に配慮した考え方は悪くないでしょうし、省エネは必要でしょう。 ハイブリット車やEVもガソリンエンジンより好ましいでしょうし、自転車が流行るのは愛好家としてのひいきもありますがもっと好ましいと思います。

サッシの二重化やエアコン設定温度を上げたり、扇風機を併用したり、個人で可能なこともたくさんあります。 前の道路に水をまくだけでも涼しいでしょう。

私は暑がりで、どんなに節電を考えても夏場のエアコンは手放せません。 現在も28度で一日中つけたままにしています。

いろいろな施策を実行する上でいろいろな考え方、方法もありますが、電気を使わないようにするには電気料金を上げればよく、ガソリンの税金を上げる、高速道路の料金を上げる、あるべき状態に持ってゆけばそれなりの工夫が行われます。

行政サイドの規制も出来るだけシンプルでコストが掛からないように、もっと言えば国家公務員はあまり込み入ったことを考えずシンプルにすればよい、勿論シンプルゆえの不公平感が無いわけではないでしょうが。

総ての人が公平で、ひょっとして平等観もあるような施策は複雑に過ぎるのです。 シンプルにするだけで国家公務員の人件費を大幅に節約できます。

そもそも公平観を高める為に税金も機能しているはずなのに、何重にも渡る価値の調整は稼いでも稼いでも税金を取られ、税金を払う為に働いているような税金感を持っている私としては、ある程度の所得格差は当然で、低所得者が保護され続ければ日本は亡びると思います。

まず国家公務員をリストラし、高すぎる公務員給与を3割ぐらいはカットする、そうすれば国家公務員も今までのように複雑な制度を作って仕事をしてますよというアピールはなくなると思います。

コメントを残す

[趣味]

ミニツーリング

今朝、仕事はオフにしてオートバイでのミニツーリングに行ってきました。 有料道路は使わない、なるべく自然の残っているところ、近いことを条件に奈良県に行きました。

奈良公園から南下、柳生の里から加茂に戻り、また阪奈で帰阪しました。 山の裾野に続く柳生や加茂や田原などの村は美しい日本の原風景と思えました。

大阪から1時間、ゴルフ場などもたくさんありますが、雑木林の里山や竹林やそして広葉樹の葉が風に靡いて裏面の色をさらけ出す美しさが見ものです。

体力をつけて自転車で巡り歩いてみたいと思いました。 観光名所はともかく、山郷や川の流れ、手入れされた里山の美しさも目を奪われました。

コメントを残す

[生活]

禁煙Ⅱ

 

禁煙3日目になりました。 朝から自転車で散歩して、テニスに行き、帰ってシャワーを浴びました。 教のコートはハードコートで、長袖、ロングパンツながら手の甲は手袋をしていなかったので赤黒く焼けてしまいました。

一息ついたところで、非常に吸いたいのが禁煙中のタバコです。 この状態は何度か襲ってきます。 特に肉体疲労時のニコチンは至福の快感です。

過去何度かの禁煙の経験から、この誘惑にさえ負けなければ禁煙は貫徹できます。 でも吸いたい気持ちは高まってゆきます。 じっとしていると誘惑の餌食です。

大急ぎでブログを書き上げ、自転車であちこち行き、途中でソフトクリームを食べ、いつものバイク屋に行って無駄話をし、買い物をして帰ります。

今禁煙と同時にダイエットをしています。 極端なダイエットは体に負担をかけるので、とりあえず1日3食、6枚切り食パン1枚という割り当てです。

禁煙は食を太らせます。 二重苦に耐えながら禁煙を続けています。

コメントを残す

[生活]

禁煙

毎年禁煙していますが、今年も2日前から唐突に禁煙を始めました。 というか喫煙をやめたというべきでしょうか。 さして辛いとかいらいらするとかありません。

しいて言えば、これだけ吸っていなければきっとタバコは旨いだろうと思います。

近所のスーパーマーケットはタバコの灰皿をなくしました。 コンビニでも表に灰皿を置いていない店が増えて、店内でタバコを販売しています。
当社の店舗は薬局、先般の法律改正で薬局は医療機関に一歩近づきました。 しかし心療内科の患者さんはスモーカーが多く、灰皿をなくせば薬局の前は吸殻だらけになるでしょう。  悩ましいところです。 しかし商売柄経営者は喫煙を辞めるべきでしょう。

私の場合、健康管理から喫煙をやめるのではなく、金銭的な理由です。 余計な費用を使わない、1日1箱吸えば420円、年間15万円ほどになります。

ダイエットも食費を減らすためで、食費を減らせば体重も減ると考えます。 最も食べる量は減っても、あまりカロリーの無い果物などを頻繁に食べていますので、食費は思ったほど減りません。

支出を減らすのは貯蓄を増やす為のものというより無駄な支出をしないという価値観ゆえです。 しかし無駄遣いをしないというのは目標設定しにくいからですから、貯蓄額で目標設定するのが合理的でしょうね。

コメントを残す

[採用]

キャリアセンター

ある大学のキャリアセンターの方が訪問してこられました。 大学では学生の就職率を上げるため、職員の方が求人を出している企業を訪問されるそうです。

この3月卒業者の就職決定率は90パーセント台と、キャリアセンターの方の努力の賜物ではないかと思いました。 確かに就職難ではありますし、求人側は選べるので必ず書類選考をします。

当社は応募者が要件を満たしていれば私が全員面接します。 人間性において問題なければ店長を始めとする二次面接をセットします。

経験・学歴不問を求人条件にしていますので応募して来られた人は必ず面接しますが、あまりに自分を大事にしていない人が多く、残念に思います。

普通なら「あまりに期待できない人材が多いので・・・・」となるところですが、私は自分を大事にしない人と評価します。 ちょっと自分を大事にして、ちっょと我慢して成長していけば魅力ある人になるのにと思ってしまいます。

コメントを残す

[価値観]

弊社の中年女性職員

当社の職員の半分は女性で、一バツの人が多いです。 皆選びに選び抜いて採用した人ばかりですから人柄もよく、仕事も出来ます。

年代もまちまちですが、アラフォーの独身の女性にセクハラといわれる危険を犯して質問します。 「結婚するならどんな人がよいですか?」

以外に堅実な答えが返ってきます。 決して高学歴、長身、高収入、ハンサムなどはお呼びではなく、誠実で責任感が強い人、草食系はだめで、かといってあまり男くさいのもだめなようです。 知的で包容力のある人、もしそんな人がいて、禿げていて、お腹が出ていて、ちびでめがねをかけていて、ほんとにそれでも選ぶのか?

まあ、独身の方は独身を楽しんでおられるようで、余計なお世話かもしれません。 一方独身男性となるとアラフォーの人が一人で、こちらは独身生活が良い人で参考になりません。

結婚相談所などが繁盛しており、幾つかネットで検索してみました。 私は57歳、この年代まで対象にしているサイトは其の時見つかりませんでした。

夫婦の相手は生活するうえで男女とも所得稼得能力も含め生活力が必要ですし、所得以外の生活力(忍耐力や人格)が求められます。
そのように考えると年収や性格診断テストを踏まえたマッチングは合理的に見えますが、一番大きな要素=好きかということはテストや所得ではわからないでしょう。

コメントを残す

[経営]

賞与計算

毎年今の時期の管理職は賞与の割り振りで頭を悩ませます。 計算ロジックや決め事があっても一部評価することはあります。

計算結果の数字を見て、皆首を傾げます。 相談する人もいればさじ加減する人もいます。

私は決め事なので、決め事を変えるのはよいが弾力的なさじ加減はどうかと思いますが、ロジック通りの結果を見れば首を傾げます。

人が人の評価をするのは大変で、そのため客観的な評価基準を決めるのですが、だんだん複雑な基準を考え始めると結果が読めなくなります。

賞与は成果に対応するものとと考えれば成果が客観数値化できれば自動的に計算できます。

私が入社した以前の会社に入社した頃は労使交渉の結果、一律2ヶ月とか決まっていました。 当社のやり方についてはもう一度検討したいと思います。

コメントを残す

上に戻る